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 8日(日)に阪神競馬場で行われる桜花賞に出走を予定しているアーモンドアイ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)について、関係者のコメントは以下の通り。

国枝栄調教師
「前走のシンザン記念は重賞で、しかも牡馬相手でどうなるかと思っていましたが、思ったよりもしっかりと脚を使ってくれました。あの最後の伸びは能力がないと見せられないと思います。

 シンザン記念の時も久々でしたから、桜花賞も直行でいいだろうということになり、この中間は牧場に出して早めにこちらに戻し、特に気になることもなく順調にきました。あまり強情なところもなく、おとなしい馬です。

 今朝の追い切りはウッドコースでルメール騎手が乗りました。前に行った2頭を最後に交わすというもので、霧のためにスタンドではなく、コースの内ラチに行って近くで見ていました。良かったと思います。ルメール騎手もいい動きだったと納得していました。

 当日は本命の馬をマークしていけばレースはしやすいでしょう。阪神の1600メートルのコースは十分能力を発揮出来ると思っています。

 8年前のアパパネは2歳女王でしたが、今回は挑戦する立場なので気楽と言えば気楽です。当日落ち着いてレースを迎えられれば、いい結果になると思っています」

クリストフ・ルメール騎手
「今朝の追い切りに乗りました。すごく良かったです。いい状態で、いい反応をしました。ですから今週は楽しみです。デビュー戦の時から馬は良かったのですが、経験を積んで、前走のシンザン記念ではラスト150メートルは素晴らしかったです。瞬発力が良く、エンジンがかかるまで少し時間がかかりますが、トップギアに入ると凄い脚を使います。GIでもチャンスはあると思っています。阪神の外回りコースは広く、跳びが大きい彼女にはいいと思います。

 枠順は真ん中がいいです。内枠でペースが遅くなると大変なことになるかもしれませんので、真ん中の枠から出て最後の直線では外に出せればいいと思います。マークする馬はラッキーライラックです。あの馬が今1番の3歳牝馬です。一番強い牝馬です。ですから、出来ればラッキーライラックの後ろにいて、最後は交わしたいです。今回でアーモンドアイはトップコンディションになりました。勝てると思っています」

(取材:小林雅巳)

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