☆8日(日)阪神競馬場で行われる第78回桜花賞(GI)に出走を予定しているリリーノーブル(牝3、藤岡健一厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
◎リリーノーブルについて、川田将雅騎手
・チューリップ賞の3着という結果は久々の分力みも強かったので、その分道中は前向き過ぎるところを出しながらの追走になりましたから思うようにリズム良く行くことが出来ずそれが終いの伸びを欠くところに繋がったようです。
・阪神JFでは(今回人気を集める)ラッキーライラックより前、チューリップ賞では後ろからのレースになりました。これは流れの中でこうなってくれたのですが形としては良かったと思います。前走のチューリップ賞は道中前向き過ぎた分、捉えることができませんでしたが、ラッキーライラックのレースを見ることが出来たことは良かったと思います。
・今日の追い切りは非常に穏やかに走ることが出来ました。それはこの中間いろいろ工夫していただいて、その効果が現れているのではないかと思っています。
・初めて乗った時から背中のいい馬でした。2歳時から500万下をいい内容で勝ってくれて中一週で阪神JFをあれだけの内容で走ってくれた馬です。年が明けてより一層馬に芯が入ったような感じでチューリップ賞を迎えることができました。今回はさらに落ち着きも出て、よりいい状態でここまでたどり着くことができたのではと感じています。
・レースセンスも良く、終いの脚もしっかりしている馬なので、それを生かす競馬が出来ればと思っています。
・相手は強力ですがこの馬自身の能力を発揮することが大事です。前回よりもはるかに今回の方が能力を発揮できる状態になっているだろうと思っています。なんとか頑張ってくれると思っています。
・中間スタッフの方が一生懸命やってくれた結果、今のところ前走よりはるかに落ち着いています。いい状態で桜花賞当日を迎えてくれたらと思います。なんとかいい勝負ができるようにこの馬とともに頑張りたいと思います。
《取材:檜川彰人》