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11日(日)に阪神競馬場で行われるフィリーズレビュー(GII)に出走を予定しているモルトアレグロ(牝3歳、美浦、武井亮厩舎)について、武井亮調教師のコメントは以下のとおり。

(前走の紅梅Sは快勝でしたね)
「前走は、この馬の良いところが出ました。前々走(阪神ジュベナイルフィリーズ)は馬場入場の前の地下馬道の立ち振舞いが良くなかったので、3日前に京都に入って早めにスクーリングをしました。金曜、土曜と現地で練習できたので、その分落ち着いてレースに臨めました」

(中7週の中間は?)
「前走までは5ヶ月間ずっと厩舎で調整してきたので、前走後は一旦牧場に放牧に出して気持ちをリセットしました。初めての放牧でどこまで気持ちと体が緩んでいるか考えていましたが、思っていた以上に仕上がって帰ってきたので、調整はとても楽でした」

(今朝の最終追い切りの狙いと手応えは?)
「先週田辺ジョッキーに乗ってもらい折り合いについては確認済みで、抜け出したあと集中していないところがあったので、今日は2頭併せで抜け出したあとしっかり集中して走るよう指示しました。トライアルなので仕上げすぎないよう注意しましたが、そのなかでも4コーナーから直線に向かった時の動きは迫力満点で、見ていて楽しくなるような調教でした。ここはしっかり勝ってもらい本番に向かって欲しいです」

(仕上がり具合は?)
「トライアルは九割ぐらいで行くつもりでしたが、入厩した時からいい状態で、九割五分くらいまで行ってしまった感じです」

(初コンビとなる田辺騎手とはどんな話をしましたか?)
「特にこみ入った話はしていません。田辺騎手はレースのビデオを見てくれて長く良い脚を使えることを分かっていたので、そこを生かせるようポジションを取って欲しいと伝えました」

(馬体面や精神面で変わったところは?)
「もともと見栄えは良かったのですが、これまで中身がまだしっかりしていないところがありました。そこが、追い切りをする度に良くなってきました。デビュー前は50メートルしかできなかったような動きが、抑えたままでも直線で目一杯できるようになってきて、しっかり力つけてくれているなという印象です。精神面はそれほど変わってないですが、前走で前もって練習すれば学習するということがわかったので、今回も早めに輸送して慣れさせます」

(今回の阪神1400mという舞台については?)
「現状では1400mという距離がベストなので、どんなパフォーマンスをしてくれるか楽しみです。本番は200m伸びますが、まずはこの得意な距離で完勝してほしいです」

(ファンへ向けて一言お願いします)
「モルトアレグロは本当に綺麗な馬なので、ぜひレースをみて応援してください」

(取材:小屋敷彰吾)

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