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4日(日)阪神競馬場で行われる大阪城ステークスに出走予定のアストラエンブレム(せん5、美浦・小島茂之厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

○アストラエンブレムについて小島茂之調教師

(休養前の毎日王冠を振り返って)
「スタートが上手くいかず後方からになり、力を全く出せなかった感じです。本当に強い相手と初めて戦って、現時点での力を認識させられました」

(そこから少し休養が長くなったが?)
「毎日王冠のあとに去勢をしようということになりました。去勢後にゆっくり休ませて、体力を回復させ、それから入厩しました。馬体は増えていて、先週の時点で490キロ台でした。追い切って輸送して、480キロくらいで出られるのではないでしょうか。今まではなかなか馬体が増えなかったので、何か見えないストレスのようなものを抱えていたのかもしれません。今は逆に、減らないですね」

(今朝の最終追い切りについて) ※小島茂之調教師が騎乗
「前の馬を抜かないというところが一番の課題だったわけですが、これまでも調教ではそういうところを見せたことは無かったんです。去勢して戻ってきたあとに調教でもそういう面を見せることがありました。そのあたりが不安ではありましたが、きょうは併走馬が一旦前に出て、それを馬なりでスーッとかわして前に出て、調教の段階としてはいい動きをしてくれました」

(状態そのものの評価は)
「先週の段階では少し重いのかな、もう1本できればよかったかな、とも思ったのですが、きょうの追い切りは動きや息遣いも良かったです。去年の大阪城Sはもう一息という状態で勝ってくれました。去年よりはいい感じでいけるという気がしています」

(ハンデは57キロ。初めて背負う斤量となる)
「でも期待値で考えれば、57キロでも勝ってくれないといけないと思ってますからね。そこは気にしていないです。これからはハンデや、難しい条件をクリアしていってもらいたい馬ですから。休み明け初戦でどうかとも思いますが、ここで結果を出さないと大きいことも言えませんからね。頑張ってもらいたいです。(せん馬の好走が続いているが?)その流れに乗ることができればいいですね」

(取材:小塚歩)

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