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3月4日(日)に中山競馬場で行われる第55回弥生賞(GII)に登録しているジャンダルム(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)について、追い切り後の池江泰寿調教師のコメントは以下の通り。

(前走のホープフルS2着を振り返って)
「お母さんがビリーヴというスプリンターで、距離の不安がありました。勝てませんでしたが、何とかこなしていたというか、2000mにはメドが立った感じのレースでした。
そんなにムキにならないですし、2000m、その先の2400mもこなせるのではないかと思って、ホープフルステークス、その後は弥生賞とローテーションを組みました。
残した課題としては、どうしても血統的な背景でスプリント、マイル寄りなので、一瞬の切れ味なのですよね。マイルだったらあれで突き放せるのですが、やはり中距離以上になってくると、一瞬の脚よりも長く良い脚を使わないと、2000m、2400mはこなせません。切れ過ぎる脚をどうやってもたせるかというところです。その辺は天才・武豊騎手が何とか上手く調整して、帳尻を合わせてくるのではないかと期待しています。
(武騎手は)距離に対しては、大丈夫だったと言っています。口にはしていませんが、思っている課題はたぶん同じだと思っています。」

(前走後の調整について)
「1ヶ月ほど大山ヒルズでリフレッシュ放牧に出ていました。やはりこの時期なので、全体的に成長して、牡馬らしくなってきたなという感じです」

(調教過程を振り返って)
「かなりハードにやっています。先週はサトノダイヤモンドとサトノノブレスとの3頭併せの中に入れました。それでも最先着していましたし、ラストは切れ過ぎるところはありますが、動き、タイムともに超一流でした。
先週はかなりハードにやっているので、今週はジョッキーが乗っていませんでしたが、馬なりでサッという感じで終わらせました。
今回は、思いの外、(出来が)8割以上、9割近いところまで行っています」

(今回のレースに向けて)
「しっかり格好をつけないと、皐月賞、ダービーに進めません。
本質はマイラーかもしれませんが、やはり3歳の春、特にダービーというレースがあるので、そこに向けて、より難しい2400mにジャンダルムをチャレンジさせたいと思っています。うちの調教が上手くジャンダルムに適応させられるかどうかに注目して応援していただければありがたいと思っています」

(取材:米田元気)

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