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 2月4日(日)に東京競馬場で行われる東京新聞杯に出走を予定しているダイワキャグニーについて菊沢隆徳調教師のコメントは以下の通り。

「前走の中山金杯は位置取りが中団になって流れも落ち着いてしまい、向正面ではこれは惨敗まであるかなと思いました。テンションも高く、その点で騎手も苦労したと思います。しかし、最後の直線ではジワジワと追い上げて上位に食い込んできました。この馬も進歩している、力をつけているなと思いました。

 この中間は思いのほかダメージもなかったので、早い段階からこのレースへ向けて調整してきました。追い切りはウッドチップコースで、気合を乗せ過ぎず気分良く走らせて、メリハリさえついていればいいと思っていました。この馬の後ろにつけた馬に私が乗って見ていたのですが、躍動感があって気分良さそうに走っていました。中山金杯の後、そんなに間隔があいているわけではないのでコンディションを整えていけばいいと思い、意外と今回は仕上げやすかったです。体全体がシャキっとした感じが受け取れて、芯がまた一本入ったような気がします。

 東京の1600メートルという条件は、前走の中山金杯よりも楽しみが増えると思っています。今回の東京新聞杯はなかなかの好メンバーが揃いましたが、その中で力強く成長したダイワキャグニーをお見せしたいと思います。そして、この春は安田記念に出られたらいいと思っています。」

(取材:小林雅巳)

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