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 2月4日(日)に京都競馬場で行われる第58回きさらぎ賞(GIII)に登録しているカツジ(牡3 栗東・池添兼雄厩舎)について、池添兼雄調教師のコメントは以下の通り。

(前走のデイリー杯2歳S2着を振り返って)
「直線で少し外にふくれたというよりも、瞬間的にサッと内から来られたのに少しビックリして外に逃げるようになりました。それでもよく2着に頑張ってくれていました。仕方がありません。
良い位置をキープしての競馬でしたから、あれでスッと離してくれるようだったら言うことなかったのですが、内から来られましたので、それが残念なところでした。
レース自体は頑張ってくれて、勝った馬も上の方で頑張っていました。うちの馬もGIを使いたかったのですが、途中でフレグモーネになってしまいまして、休みました。3歳になったら上の方で頑張ってくれるのではないかと思いました」

(前走後の調整について)
「1週間ぐらい厩舎で静養しましたが、そのまま厩舎に置いてずっと治して、すぐにきさらぎ賞に切り替えました。今週に合わせてやってきました」

(調教過程を振り返って)
「先週、先々週と2回併せ馬をやりました。先週は外側に併せて、外に逃げることなくきっちりとやりました。今週も1ハロンだけ肩ムチを入れて、真っ直ぐ走らせてほしいと言いました。その通りに松山騎手が乗ってくれました。言うことはないと思います。
上がり重点だったので、全体的には時計は遅かったのですが、1ハロンだけは12秒で上がってくれたので、単走にしては良いのではないでしょうか。
先週は一杯にやっていますので、その状態をキープして出せれば良いと思っています」

(成長しているところは?)
「新馬を使う時からそんなにヤンチャな馬ではなかったですし、落ち着いた馬でした。それを維持していますので、大丈夫だと思います。
前回はいくらか気合いが乗っていましたが、今回に限ってはそんなこともないと思います」

(今回のレースに向けて)
「(距離は)未知ですが、お母さんは短いところを走っていましたが、(この馬は)1600mで新馬を勝っています。引っ掛かるような馬ではないですし、あと1ハロン延びても一生懸命走って、折り合いがついて乗れると思います。あとは上手く乗ってくれれば、距離はこなしてくれると思います。
相手はよその厩舎ですから、自分の馬をベストな状態で出して、結果が伴ってくれたら良いと思っています。
頭数が多くないですし、ましてや1800mの向正面の直線からですから、そんなに枠順は気にならないと思います。
新馬を重馬場で勝っていますので、時計のかかる馬場でも(問題ない)と思っています。あとはジョッキーが考えて乗ってくれたら良いのではないでしょうか。
今回で賞金を加算してくれたら、馬も後々楽になってローテーションを組めます。頑張ってほしいと思っています」

(取材:米田元気)

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