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 13日(土)に中京競馬場で行われる愛知杯(GIII・芝2000m)に出走予定のリカビトス(牝4、美浦・奥村武厩舎)について、奥村武調教師のコメントは以下の通り。

「秋華賞は調整もうまく行きましたし、輸送も克服してくれましたが、当日の天候に恵まれませんでした。体が小さいので、重馬場という条件はかわいそうだったと思います。美浦に戻ってから(レース後の)ダメージが取れるまでには時間がかかったのですが、牧場に戻ってからすぐに丸みも戻りましたし、そこからは順調に来ています。

 今週の追い切りは輸送もあるので、ハードになりすぎないようにしました。1週前に動く馬と併せて、今週は時計は出すけれどめっきり速い時計までは行かず、という形で追い切りました。(新馬戦で騎乗していた)吉田隼人騎手に乗って貰ったのですが、変わらず良い雰囲気で乗りやすいですし、落ち着きがあって状態も良いですね、と言ってくれました。

 (古馬になって)見た目はそんなに大きく変わっていませんが、レースや追い切りの後の疲労の取れ方を見ていると、回復が凄く早くなりましたね。精神的にもお姉さんになった感じで、テンションの浮き沈みが少なくなりました。

 左回りも東京、新潟と2回勝っていますし、2000mも中山でしっかり伸びて勝ってくれた距離ですから、良い条件だと思います。(ハンデの)51キロは想定内ですし、トップハンデの馬と5キロ差ありますから、オープン馬相手でも何とか一矢報いたいですね。体質が弱くて順調に使えない面はありますが、それは今年、来年に大きく飛躍するための時間だったと思っていますし、今年は何とかこの馬で大きいところに挑んで行ければ、と考えています」

(取材:大関隼)

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