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12月3日(日)に中京競馬場で行われるチャンピオンズカップ(GI)に出走を予定しているグレンツェント(牡4、美浦・加藤征弘厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

○グレンツェントについて加藤征弘調教師

(中間から今日にかけての様子は?)
「先週から追い切りをはじめ、先週は6ハロンから、今週は5ハロンから調教を行いました。疲れもなく良いコンディションです」

(今回ヒュー・ボウマン騎手に騎乗依頼をすることになった経緯は?)
「去年ボウマン騎手が来日したときに食事会などで話をしていましたし、この時期にボウマン騎手が来日することは分かっていて、このレースで乗り馬がいないということだったのでお願いしました」

(今日の調教ではどういう狙いで乗ってもらいましたか?)
「中3週ということである程度の負荷をかけることを意識しました。加えて初めてこの馬に乗るボウマン騎手が、追走するとどういう反応をして、前に馬がいるときにどういう性格になるかということを知ってもらうために、調教では3頭目の一番後ろから一番内に入ってもらいました」

(今回のレースについてどう考えていますか?)
「中京競馬場は巧拙が問われるコースなので、今年1月に東海ステークスを勝てたことは大きなアドバンテージだと思います。この馬はまだGIレースでの厳しい経験があまりないので、なるべく距離ロスなく、しっかり脚がたまる枠順で競馬ができたらと思います」

(ファンに一言)
「東海ステークスを勝ってからの2戦は精神的なものもあり好走できませんでしたが、休養してからの前走は良い走りを見せてくれたので、さらに良い走りをお見せできたらと思っています」


○グレンツェントについてヒュー・ボウマン騎手

(初めての美浦トレーニングセンターの印象)
「皆さんが仕事のプロフェッショナルで、馬たちの表情もとても幸せにみえました。こうした場所で乗ることができてとても光栄です」

(今回調教に乗ることになったいきさつは?)
「やはりこの馬のことを知るためには追い切りに乗ることが一番大切なので、今日調教を乗りに来ました」

(今日の調教の狙いと手応えは?)
「この馬の性質や素質を確認する狙いで乗りました。最後の1ハロンで促したら、リアクションがとても良く、前に出てくれたので、感激しています」

(今回のレースのキーポイントは?)
「まだ作戦は考えていませんが、枠順が出てから加藤征弘調教師と話して決めたいと思います」

(先週ジャパンカップを勝ってから、周囲の反響は?)
「ジャパンカップという世界有数のレースを勝つことができて、家族や友達がみんな喜んでくれましたし、私も幸せです」

(ファンへ一言)
「オーストラリアはダートのレースがないので経験は少ないですが、レースを楽しみにしていてください。頑張ります」


(取材:小塚歩・小屋敷彰吾)

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