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11月12日(日)に京都競馬場で行われる第42回エリザベス女王杯(GI)に登録しているスマートレイアー(牝7、栗東・大久保龍志厩舎)について、追い切り後の大久保龍志調教師のコメントは以下の通り。

(前走の京都大賞典1着を振り返って)
「女王杯を目標にあのレースを使ったのですが、内容のあるレースができれば良いなと思っていました。馬がベテランで一生懸命走ってくれたので、良い結果で本番に向かうことができると思いました。
前走は控えるつもりはなかったです。武豊騎手もベテランで馬のことをよく知っているので、スタートで少し挟まった感じで後手を踏みましたが、臨機応変に対応してくれてあのような形になりました。もともとデビューした頃は後ろから行く馬でしたし、それが折り合いに進境がうかがえるようになってから、好位につけられるようになりました。どこからでも競馬ができるようになって、私たち厩舎スタッフにとっては理想の馬になってきたかなと思います」

(前走後の調整について)
「前走は牡馬相手にあの競馬をしてくれたので、反動が出るかなと思って、それが怖かったのですが、翌週も元気で飼葉もしっかり食べてくれていたので、反動はないという感じです」

(調教過程を振り返って)
「だいぶこの馬のパターンというのは掴めているので、特に今回が素晴らしかったというわけではありません。ただ、相変わらず良い状態で、先週も今週もこちらが思った通りの動きをしてくれています。良い状態で競馬に向かって行けるかなと思います」

(今回のレースに向けて)
「少々の渋った馬場はこなしてくれると思いますが、やはり良馬場でレイアーの最大の武器である切れ味を存分に引き出して戦ってほしいと思います。
馬主さんの理解もあって、狙ったレースだけ使わせてもらっています。長く走っていられるのは、そういうところもあるのかなと思います。
当初からGIを勝てる力はあると言われながら、この歳まで勝てなくて、厩舎としても歯痒い思いをしています。今回はきっちりと良い結果を出せるように、万全の出来で持っていけると思います。またファンの方も応援よろしくお願いいたします」

(取材:米田元気)

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