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 12日(日)に京都競馬場で行われるエリザベス女王杯(GI)に出走予定のルージュバック(牝5歳)について、管理する大竹正博調教師のコメントは以下の通り。

―オールカマーを振り返って
「正直びっくりしました。内側通って、先行して、イメージとは全く違う競馬でしたので、結果が出てよかったと思います」

―中間の経緯、調整過程は
「オールカマーの後は天栄に放牧へ出して、物足りない部分を補うような調整をしてもらって、3週間前に美浦へ戻ってきて、エリザベス女王杯に臨むという感じです」

―今日の追い切りは
「指示としては三分三厘のところでの反応のスピードの確認です。いつもちょっとモタモタする部分なので、そこを重点に動かしてくれ、という話でした。動きに関してはイメージした以上に、反応のスピードも早かったので、直線へ入る前に先頭に立つ勢いでしたが、総合的に良かったと思います」

―ライアン・ムーア騎手に依頼することになった経緯は
「彼自身が来るか来ないかギリギリまで分からなかったので、ジョッキーを固定せずに。スケジュールを確認して、大丈夫だ、ということが分かったところでお願いしました」

―ムーア騎手に期待するところは
「海外の実績を見れば、この馬に乗ってくれるのは嬉しいんですけれど、馬を仕上げる側としてはムーア騎手が乗るからといって、何か特別な調整を施すということもないですし、いつもどおりやってきています」

―今回の脚質、作戦面は
「(ゲートを)出てみないと分からないこと、枠順も影響すると思うので、枠順が確定してからイメージしたいと思ってますし、前回が私のイメージしていた競馬と全く違う競馬をしているので、僕がイメージしたところであんまり関係ないのかな、と思っています」

―輸送の日程は
「今日追い切って、明日は運動だけにとどめて、金曜日に軽く乗って、土曜日(前日)に輸送するという流れです」

―ファンの皆さんへ
「なかなかGIのタイトルが獲れずに5歳の秋という時期になり、この後、現役を続けられる期間も短いので、なんとかここでGIを獲れればと思っています。思い通りにはいかないですけど、ここまでやってきたものがしっかり、馬の状態に反映されてると思います。いい形で送れると思うので、応援よろしくお願いします」

(取材:山本直)

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