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東京11Rの第156回天皇賞・秋(GI、3歳以上、芝2000m)は1番人気キタサンブラック(武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分08秒3(不良)。クビ差2着に2番人気サトノクラウン、さらに2馬身1/2差で3着に13番人気レインボーラインが入った。

キタサンブラックは栗東・清水久詞厩舎の5歳牡馬で、父ブラックタイド、母シュガーハート(母の父サクラバクシンオー)。通算成績は18戦11勝。

~レース後のコメント~
1着 キタサンブラック(武豊騎手)
「すごく大きな1勝です。これだけの馬ですから、勝つことが出来てホッとしています。休み明けでしたが、今日は最高のデキでした。スタートでは前扉に突進してしまい遅れましたが、慌てずに状況に合わせて走りました。こういう馬場もこなしてくれると信じて、直線では内に入りました。早めに先頭に立ったことで最後詰め寄られましたが、押し切ってくれました。次走のジャパンカップでは、日本代表として彼らしい走りで連覇を目指します」

(清水久詞調教師)
「前走後は怪我もなかったので、夏場はゆっくり休ませました。調教ではメニューをしっかりこなしてくれて、状態もとても良かったです。武豊騎手にはレース前"いつも通りに"ということだけ伝えました。ゲートの中で悪さをしているのが見えたので、追い込むしかないなと感じました。本当によく頑張ってくれました」

(北島三郎オーナー)
「この馬については何も言うことがないです。武豊騎手には"驚かせてごめんなさい"と言われました。武豊騎手や調教師、厩務員のみなさんのおかげで勝つことが出来ました。格好良いままで、最後まで無事に走って欲しいです」

2着 サトノクラウン(M.デムーロ騎手)
「よく頑張りました。残念です。勝ち馬は強かったです。馬場は得意ではありませんが、よく盛り返してくれました」

3着 レインボーライン(岩田騎手)
「一瞬はグッと来たのですが...。内をうまく立ち回って、力は出せました。デキも良かったです」

4着 リアルスティール(シュミノー騎手)
「ゲートが良すぎて掛かっていました。こんな馬場でも伸びていますし、この馬は強いです。"負けて強し"です。こんな馬場でなければ...。いい動きをするのに前へ進みませんでした」

5着 マカヒキ(内田博騎手)
「頑張りました。大分良くなっています。(手綱を)抱え上げて走らせると最後まで伸びています。今日はリズム重視で乗りました」

6着 ソウルスターリング(ルメール騎手)
「レースがスムースではなかったです。1、2着馬は内を走っていましたが、こちらは外を回るロスがありました。よく頑張っています。馬場は大丈夫でした」

7着 ディサイファ(柴山騎手)
「この馬場は大丈夫でした。よく頑張っていましたが...」

8着 サクラアンプルール(蛯名騎手)
「よく頑張っています。馬場は上手という感じではないです。(手綱を)うまく抱えていないと躓いていました。せっかくの内枠を生かせない馬場でした」

9着 グレーターロンドン(田辺騎手)
「切れ味を生かしたかったのですが、この馬場では厳しいです。4コーナーではある程度の位置まで上がって行きたかったです。早めに動きましたが、直線は脚がありませんでした」

10着 ステファノス(戸崎騎手)
「スタートから馬場を気にしていました」

12着 ミッキーロケット(和田騎手)
「いいスタートを切れましたが、馬場を怖がってジャンプして走っていました」

15着 シャケトラ(C.デムーロ騎手)
「終始ノメっていました。3~4コーナーでは脚がなかったです」

18着 サトノアラジン(川田騎手)
「少し雨が降るだけでも厳しい馬ですし、これだけの馬場になってしまっては...」

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