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10月29日(日)に東京競馬場で行われる第156回天皇賞・秋(GI)に登録しているサトノアラジン(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)について、追い切り後の川田将雅騎手のコメントは以下の通り。

(安田記念で悲願のGI制覇を振り返って)
「枠も馬場もすごく良い形で競馬を迎えることができました。あとは能力を発揮できる競馬をするだけでした。やっとGIで気持ちの良い競馬をして、力を発揮して、GI馬になることができました。あのような条件の下で競馬を行うことができれば、やはり能力が高い馬だなというのを改めて実感したレースです」

(前走の毎日王冠2着を振り返って)
「1800mという距離で、ドバイでGIを勝った馬よりも(斤量が)1キロ重たい状態であそこまで来てくれました。秋緒戦としての出来であそこまで来てくれていますから、GI馬として立派な競馬をしてくれたなと思っています。
天皇賞に向けてのレースでした。アラジンは去年、今年と前哨戦は1400mを使って、1600mの本番を迎えるというパターンを繰り返してきましたから、彼自身も1400mのような感じで走ったのではないかと思います。その分、途中で多少力むところがあり、少し長いなという感覚だったと思います。それでも、よく我慢してくれたと思いますし、あと1ハロン距離が延びても、東京なら一番合うという思いがあります」

(最終追い切りを振り返って)
「調教内容としては、アラジンのいつものパターンで行いました。前哨戦よりもさらに出来は良くなっていますし、何の心配もなく本番を迎えられる状態だと思います。
初めて乗せていただいた時から本当に素晴らしい馬だったので、1400mではありましたが、2000mなどでも競馬ができるのではないかと思いました。今回は初めてそこに挑戦できますから、私個人としてはすごく楽しみな2000mです」

(今回のレースに向けて)
「また台風が発生してしまいましたから、それが一番心配ですが、やはりパンパンの軽い馬場で競馬を行えるというのが一番理想的です。
結果を出している時の枠を見れば、外枠の方が明らかに良いですし、もちろん外の方がこの馬にとっては良い枠だと思っています。
本当に多くの強い馬たちがいますから、その中でアラジンがどれほどの競馬をしてくれるのか、この2000mでその馬たちを相手にどんな競馬をしてくれるのかというのがすごく楽しみです。
GI馬として迎えるGIではありますが、得意としているカテゴリーではない所にチャレンジしますから、強い馬たちに向かって行く所を応援してもらえたらと思います。何とかアラジンと良い結果を得られるように頑張りたいと思っています。当日の競馬を楽しみにしてもらえたら良いと思います」

(取材:米田元気)

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