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10月29日(日)に東京競馬場で行われる第156回天皇賞・秋(GI)に登録しているキタサンブラック(牡5、栗東・清水久詞厩舎)について、追い切り後の清水久詞調教師のコメントは以下の通り。

(年内での引退を発表したことについて)
「仕方がないですね。ずっと前から、いつかこの時が来るのは分かっていましたので、無事なうちに上げてあげれば良いと思います」

(春の戦いぶりを振り返って)
「(大阪杯は)年度代表馬の称号をいただいた後なので、良い競馬をしないといけないというのはありました。2つともしっかり結果を出せて良かったなと思っています。
どんな距離にも対応してくれますので、素晴らしい馬だと思います。
私も未だにどの距離がベストなのかなというのはあります。
(宝塚記念は)天皇賞から少し間隔がありましたので、しっかりケアができたつもりではいました。やはりその反動と言いますか、馬自身が走っていないというイメージなので、はっきりとした原因は確定できません。
いつもの状態で送り出せたと思っていました。
今年はほぼ本物の古馬になっているのかなという感じは受けます」

(前走後の調整について)
「2週間ほど前ですかね、少し早めに戻しました。
お陰様で無事に帰ってきてくれました。ゆっくりと休みをあげて、秋の天皇賞から逆算するような形で、牧場でも立ち上げていきました。ここまでは予定通りと言うか、考えていた調整通りに来ています。
しっかりと良い状態で行きたいですし、変則開催が続いていたので、右左回りや、追い日をどういう形にしようかというところもあったので、ゆっくり帰して、後で慌てることのないようにしたかったのです」

(調教過程を振り返って)
「本数をしっかりこなしていますし、先週までにきちんと速い時計も出ていますので、今日は確かめる程度で良いかと思います。
(今日は)予定通りと言いますか、馬場が結構悪いみたいですが、それにしては動けていると思います。
3本追いは、今回はしていませんが、それほど深い意味はありません。もう鍛えなくてもしっかり仕上がっていますし、後は息を整えてあげる方が優先かなと思います」

(今回のレースに向けて)
「格式ある競走ですし、叩き台というつもりは全くありません。初戦から力を出せる状態に仕上げたつもりです。結果にはこだわって、良い競馬をお見せしたいです。
馬格があるわりには、休み明けから力を出してくれます。その辺は同じことをやっていればしっかり走ってくれるという安心感があります。
東京2000mは走ったことがないのですが、東京は結果を出していますし、距離2000mも問題ありません。何も全く心配ないです。
(寂しさは)もちろんあります。仕方がないですね。良い状態で仕上げてあげて、惜しまれる形で3戦を終わらせたいです。
日が経つのはあっという間で、いよいよあと3つと発表されましたので、まずは天皇賞で良いスタートを切りたいです。
また土日(台風)ということなので、馬場はあまり気にしていませんが、せっかくなのでファンのためにも良い天気で天皇賞を迎えたいですよね。
東京2000mなので、どの陣営も内目が欲しいと思うでしょうが、こればかりは仕方がないです。どこが当たろうがジョッキーに任せます」

(取材:米田元気)

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