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 22日(日)に京都競馬場で行われる第78回菊花賞(GI)に出走するウインガナドル(牡3、美浦・上原博之厩舎)について、共同会見での上原博之調教師のコメントは以下の通り。

「(今朝の追い切りは)先週津村騎手に乗って貰って実質的な最終追い切り、予定通り強めに追ったので、今朝は馬の状態を見て輸送も考慮して、単走で直線気分よく走らせるようにしました。今週も予定通りでしたね。先週も良かったですが、今週も良かったですね。他の厩舎の馬と直線で一緒になるような所もあって、丁度良く、気分よく走れていたと思います。

 新潟記念は古馬相手でどんな競馬をしてくれるかな、と思っていましたがしっかり走っていましたし、周りのプレッシャーにも動じずに頑張ってくれたので、次に繋がる競馬だったと思います。春先は子供っぽい所が精神的にも、肉体的にもありましたが、ひと夏越えて大分しっかりして、精神的にも大人になりました。レースに集中出来るようになりましたね。(3000mは)元々血統的に持つと思っていましたし、津村騎手も何度もこの馬に乗って『3000mでも楽しみですよ』と話してくれていたので、距離は心配していないですね。あとはまだ若い馬ですから、輸送をうまくクリアしてくれて、レースで自分の力を出してくれればと思っています。

 (先程津村騎手が会見で「おそらく逃げることになるかなと思う」と話していましたが、という問いに)この馬はスタートが速いですし、ストライドが大きくてスッと先行できる馬なので、押し出されて逃げるような形にもなっていますからね。逃げても、控えて先行集団にいても競馬が出来る馬ですし、津村騎手が状況を見て臨機応変に対応してレースが出来ると思います。

 やはりクラシックはその馬には一度しかチャンスがないですから、そこに馬を送り出せることは楽しみですね。血統もこの舞台で活躍できるように配合してくれた馬ですし、無事にレースに臨んで、結果が出てくれればと思っています」

(取材:大関隼)

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