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 15日(日)京都競馬場で行われる第22回秋華賞(GI)に出走予定のラビットランについて、調教後の共同インタビューでの和田竜二騎手のコメントは以下の通り。

・ローズステークスの勝ちっぷりは?
思っていた以上に鮮やかに勝ってくれました。流れも向きました。芝のレースは2度めで半信半疑でしたがしっかり走ってくれました。改めて能力の高さを感じました。中京競馬場のレースでもいい脚を使ってくれていましたのでローズステークスでも馬のリズムで走らせようと思っていました。ローズステークスは流れが速くなったので後ろの位置になりましたが、あれは馬のリズムで落ち着いて走っていた結果ですね。

・芝での2レースは?
芝での乗り味も良くて軽い走りをしていたので走りそうだなとは思っていました。あまり乗ったことのないような乗り味の馬ですが強いですね。全身を使って軽くピョンピョン飛んでいるような走りなんですが、それがスピードにつながっていますし余裕も感じますから、まだ楽しみがありますね。素軽すぎるぐらいの走りをする馬ですね。

・一番いいところは?
条件を問わないところがありますし、切れ味もあります。決め手が強烈だというのは武器になると思います。

・京都2000メートルは?
ローズステークスでも止まる感じはありませんでしたが、最初から力が入ってしまうと(スタミナが)心配になりますね。折り合いも必要になりますし、コース形態も違ってきますのでロスのないように競馬ができたらと思います。枠や流れもありますが、この馬のリズムを壊して走らせることはないので、極力馬のリズムを壊さないように馬と相談しながらですね。

・レースのイメージとしては?
馬の力を出し切って結果を出せるようにしたいと思いますが、勝てるイメージを沸かせて行きたいとは思いますね。

・今年、和田騎手自身は81勝と自己最多の勝ち星を更新していますが?
おかげでこうしたいい馬に乗せてもらえるようになりましたし、大きな舞台で結果を出せるようにして行きたいと思います。

・ラビットランで挑む今回のGIは?
まだキャリアも浅い馬ですし未知な部分があって不安も楽しみもありますが、乗る方としては凄く楽しみですね。まだ能力も計り知れないところがありますからね。どんな条件でもこなして欲しいと思っています。

・和田騎手の(テイエムオペラオー以来の)GI制覇への思いは?
今までチャンスがなかったわけではないと思うので、今回はこういうチャンスを与えていただいたわけですからキッチリと勝てるようなジョッキーでいたいと思います。まあ、あまり気負わないで行こうとは思っています。

(取材:佐藤 泉)

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