15日(日)京都競馬場で行われる第22回秋華賞(GI)に出走予定のラビットランについて、調教後の共同インタビューでの角居勝彦調教師のコメントは以下の通り。
・ローズステークスを振り返ってください。
強いメンバーを相手に、ダートから芝のレースを走るようになってどの程度やれるのかと思って見ていたのですが、こんなに走る馬だったのかと驚くようなレースでした。
・走る予感はあったのでしょうか?
そんな感じはありませんでしたね。レースでびっくりするほど走ってくれました。
・先週の調教はどうでしたか?
体が重くないか確認する形でしたが、いい動きでした。頭の高い走法で後ろから突かれることで我慢する馬ですね。
・今週は月曜日と今朝木曜に時計が出ていますが?
月曜日は思いのほか速い時計になりました。具合の良さの表れだと思います。今朝はもう体もできているので単走で行いましたが、いい調教だったと思います。ちゃんと乗り手の言うことをきいて走っていました。
・最初はダートを走っていましたが、芝での良さは何でしょう?
スピードに溢れていて軽く走れることです。もともと能力は高いと思っていました。線の細いところがあったのですが、競馬を使いながらどっしりしてきました。いい成長を見せています。
・京都2000メートルのコースはどうでしょう?
芝では後方からのレースを2戦していますから、内回りコースでどうかですね。内回りの分速いペースになりがちですから折り合いに心配はないとは思います。
・雨で馬場が重くなった時はどうでしょう?
やってみないとわからないですね。力の要る馬場も意外にしっかり走れている馬ですが。とにかく状態としては今が一番いい状態です。楽しみにしています。
(取材:佐藤 泉)