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 4日、大井競馬場(曇・良)で行われた第51回の東京盃(JpnII・1200m)には、JRAから5頭、地方他地区から2頭、南関東から9頭の合わせて16頭が出走し、JRAから船橋に転入して2戦目となる7番人気のキタサンミカヅキ(繁田健一騎手)が直線鮮やかに差しきった。勝ちタイムは1分12秒1。半馬身差の2着には、同じく南関東に転入した浦和のブルドッグボスが入り、南関東勢のワンツーフィニッシュ。さらに3/4馬身差の3着に1番人気のJRAニシケンモノノフ、2番人気のJRAショコラブランが、さらにクビ差の4着だった。

 勝ったキタサンミカヅキは、父キングヘイロー、母キタサンジュエリー(その父サクラバクシンオー)、船橋・佐藤賢二厩舎所属の牡7歳鹿毛馬。通算成績43戦8勝、中央から船橋に転入して前走のアフター5スター賞に続き連勝となった。

~レース後のコメント~

1着 キタサンミカヅキ(繁田健一騎手)
「うれしいです。ためれば切れる馬です。馬体が増えて、パワーアップしていました。交わせてよかったです。前回より良くなっています。JBCに向けて順調に行ってほしいです。今日は北島オーナーの誕生日で、勝ててよかったです」

(佐藤賢二調教師)
「自分の期待に応えてくれてうれしいです。道中はいいところを取ったので、間に合うのではないかと思っていました。馬体は増えていましたが、ビッシリと調教をやっていたので、心配はしていませんでした。北島オーナーには電話で『勝ちましたよ』と報告して、『ありがとう』と言ってもらいました。一段とプレッシャーがかかりますが、何とか頑張ってほしいです。砂をかぶっても大丈夫で、レースも上手です。展開にも左右されません。JBCはいつも中央馬に持って行かれてしまっていますから、一矢報いたいです。ピシッと作ってきます」

3着 ニシケンモノノフ 横山典弘騎手
「次がありますから頑張ります。今日は休み明けでしたから」

6着 コーリンベリー 松山弘平騎手
「馬は本当に良かったです。さらに良くなると思います。巻き返したいです」

7着 トウケイタイガー 川原正一騎手 
「力の差ですね。行ければ違ったかもしれませんが、それでも止まったかもしれません」

9着 ナックビーナス 武豊騎手 
「ダートスタートが心配でしたが、やはり躓きました。それが全てです」

(取材:山本直)

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