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1日(日)中山競馬場で行われるスプリンターズステークス(GI)に出走予定のレッドファルクス(牡6、美浦・尾関知人厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

○レッドファルクスについて尾関知人調教師

「(春の3戦を振り返って)
馬場状態や距離などいろいろな条件のなかで、3着1着3着とよく頑張ってくれたと思います。特に安田記念は距離ももちろんですが、それまで大事に使ってきた中で、連戦の後の中2週ということでどうかと思いましたが、しっかり競馬できたということも大きかったです。

(安田記念から直行のローテーションについて)
春のレースを見てもやはりまだ左回りのほうが安心感があり、スプリンターズSを目標とする中で前哨戦が関西で右回り、わざわざ使うよりはという部分がありました。去年も休み明けでこのレースで結果を残してくれたこともあり、予定通りここ一本で調整してきました。(去年より休養期間が1カ月ほど長いが)レベルの高いレースで連戦したこともあり、その疲れをしっかり取る意味で若干休養が長いぐらいのほうが馬にはいいのかなと。放牧先でしっかり疲れを取っていただき、いい状態で入厩させてもらいました。

(最終追い切りについて)
1600mからの臨戦ということがあり、少し距離の短い、テンから少し出していくような追い切りをしたかったのと、中山コースがどう出るかということでこれまでは大回りのコースで乗っていたのですが、馬もしっかりしてきたのでウッドチップで内目で併せてみようと。先週の追い切りで長めからしっかりやれていたこともあったので、総合的に判断しました。しっかり手前も替えて、いい動きでした。課題もクリアしてくれたと思います。
フレッシュな感じで、攻め込んで行く中で溜まった疲れも乗り越えて、いい状態で競馬に向かえそうな雰囲気です。

(右回りについて)
右回り自体はある程度のレベルで走ってくれるのはわかっていますが、枠や頭数などもありますから、やはり課題ではあるのかなとは思います。ただそのあたりも含めて、ジョッキーも分かってくれていますからね。まずは馬をしっかり仕上げて、最善の状態でジョッキーに引き継ぎたいと思います。(ディフェンディングチャンピオンという)このような状況で大レースに臨めるのは幸せなことですし、馬にとっても厩舎にとってもこういう立場でGIに臨むのは初めてです。悔いのない状態で、いいレースができるようにしたいと思っています。応援のほどよろしくお願いします」

(取材:小塚歩)

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