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1日(日)中山競馬場で行われるスプリンターズステークス(GI)に出走予定のセイウンコウセイ(牡4、美浦・上原博之厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

○セイウンコウセイについて上原博之調教師

「(前走を振り返って)
函館の洋芝は例年の馬場ならこの馬に合うと思ったのですが、異例の高速馬場になっていました。この馬には展開も馬場も不向きだったと思います。それでも前半32秒台で行っている割には終いもそこまで止まっていませんし、能力を感じました。

(前走からスプリンターズSへの直行について)
前走後は涼しい北海道で休養し、暑い時期に美浦に戻すのはどうかと思い、スプリンターズS一本に定めて、美浦が涼しくなってから戻ってきて今週を目標にやってきました。順調に来ています。

(1週前、そして今朝の追い切りについて)
1週前は終いびっしり追うというのは当初からの予定だったので、先週びっしり追いました。先週追い切った後も疲労感なく馬は元気でした。高松宮記念の直前も最終追い切りで気合いをつけて好走していましたので、今週も直線で気合いをつけました。馬の状態がいいものですから、2週続けていい追い切りが出来たと思います。(春と遜色ない状態?)そうですね、体はもうできていますし、函館SS以来の休み明けですが馬はいい状態でいます。

(中山の芝は今回が初めてとなるが?)
ローテーションや選んだレースの関係で、たまたま中山の芝が初めてというだけです。右回りは何度も経験していますし、坂に関してもパワーのある馬ですからね。普段から坂路でも調教していますし、そのあたりは心配していません。仮に馬場が渋った場合でも道悪は苦にしませんし、スピード決着の前走もしっかり走っていますから、馬場は問いません。

 1200mや1400mのレースでは大崩れしていませんし、馬も成長してきていると思います。この馬の競馬をしていい結果を出してくれればいいですね。春秋スプリント制覇が可能なのはこの馬だけですから、そうなるように厩舎としても期待しています」

(取材:小塚歩)

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