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 10月1日(日)に中山競馬場で行われるスプリンターズステークス(GI)に出走を予定している、香港のブリザード(セン・6歳)の調教状況と関係者のコメントは以下の通り。

〔中山競馬場 天候:晴 馬場状態:良〕
<27日の調教状況>
7時55分から8時05分までジェラルド・モッセ騎手が騎乗して、芝コースで速歩、常歩の後、600mのキャンター。残り600m地点からの追い切り。

<プーンファイ・イウ調教師のコメント>
「昨シーズンを早めに切り上げて、今シーズンのローテーションをオーナー達と相談したところ、スプリンターズステークスでもチャンスがあるという結論となり、来日を決めました。来日前に追い切りを1本こなし、来日後は新しい環境に順応させることに集中しましたが、今朝の追い切りの感触も良く、満足しています。先行することが必須だったウルトラファンタジー(2010年優勝馬)と違って、ブリザードは(位置取りが)万能型ですし、素直で能力を発揮することができる馬なので、良いレースをしてくれると信じています。枠順については真ん中より内側が良いですね」

<ジェラルド・モッセ騎手のコメント>
「この馬には以前数回騎乗して、今朝久しぶりにまたがりましたが、初めての輸送、単騎での調教、初めての環境の中、リラックスしていていつも通りの良い状態で運動に取り組めており、非常に成長を感じます。1200m地点から初めて走る芝コースの感触に徐々に慣らしながら、600m地点で加速の指示を出し、タイトなコーナーから坂のある直線も集中して走ってくれたので、レース当日が楽しみです。昨年の勝ち馬をはじめ日本馬にも強い馬が揃いますが、ブリザードも香港で一線級の馬たちと走っており、レベル的には引けを取らないと思います。スプリント戦で、しかも初めてのコースとなりますので、内枠からラチ沿いにレースを進められたら良いと思います」

(JRA発表のリリースによる)

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