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 9月24日(日)に中山競馬場で行われる産経賞オールカマー(GII)に出走予定のステファノス(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎)は、昨日20日(水)の朝に芝コースで調教を行った。

 昨日、調教が終わった後の藤原英昭調教師のコメントは以下の通り。

-安田記念を振り返ってください。
さすがに久しぶりのマイル戦で一線級相手だと追走に大変なところがありました。それでも最後は差を詰めていますし、力は出してくれたと思います。

-その前の大阪杯は2着と頑張りましたが?
川田騎手も指示通りうまく乗ってくれました。あのレースの形はキタサンブラックをかわせる形なのですがかわせませんでした。キタサンブラックも強かったし、こちらもベストの走りをしていたのですがちょっと力不足という感じでした。今回は少しメンバーが落ちる中でどんな結果を出してくれるかですね。

-安田記念からここまで、中間はどう過ごしたのでしょう?
夏場はリフレッシュして激戦の疲れを取ってそこから立ち上げて行くという形でした。これまで休み明けのレースではもうひとつ成績が残せていないので、今回は(結果を出せるように)本馬場(芝コース)で調教したりと(調教方法を)変えてみたりしています。

-今までの休み明けと比べてどうでしょうか?
総合的な雰囲気を見ると、休み明けという感じは否めないのですが、でも今回は調整に変化を持たせているので、それがどう競馬につながるか期待したいとは思っています。

-変則日程で木曜追い切りが多い中で水曜に追い切ったのは?
馬にとってのリズム、ルーティンというものがありますから。今日(水曜日)に追い切るというのは以前から考えていた通りです。

-久しぶりの2200メートルの距離は?
距離は問題ないと思います。乗り慣れているジョッキー(戸崎騎手)でもありますから。あとは休み明けで気持ちがどうか、どう頑張ってくれるかでしょうね。

-海外のGIなどでいいレースをしている時は前に行くことが多いですが?
メンバーとかコース形態などで作戦は変わります。日本の競馬を走る時は中団からしまいを活かす方がいいパフォーマンスができると思います。

-今回はどんなレースを期待しますか?
もう6歳になっているので、今年は(GI前の)オールカマーから思いっきり走ってもらおうという調教をしています。(この先には)天皇賞も控えていますし、いつもGIで上位に来ている馬ですが、今回は(GIIでも)勝ちを狙って行きたいと思っています。


(取材:佐藤泉)

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