24日(日)に中山競馬場で行われるオールカマー(GII・芝2200m)に出走するアルバート(牡6、美浦・堀宣行厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●アルバートについて堀厩舎・森一誠調教助手
「春の天皇賞は馬の調子も凄く良かったですし、力を出し切ってくれたレースだったと思います。レースの後はいつも通り、ノーザンファームしがらきへ放牧に出しました。
天皇賞が時計の速いタフなレースでしたし、夏休みをしっかり取って、疲れは取れたと思います。休み明けで馬体も含めて少し余裕残しではありますが、ここを一叩きして、次にさらに良くなるような調整過程を踏んで来ました。
先週1週前追い切りをしっかりやったので、今週は通常の半マイルから。終いはしっかりシャープになるように追い切りましたが、反応も良かったですし、この馬なりにいい状態だと思います。(6歳になっての変化は)今年に入って体つきも一回り大きくなりましたし、つくべき所に筋肉がしっかりついて来ました。心身ともに充実してきたという印象ですね。
(2200mに関しては)中山でステイヤーズステークスを2回勝っていますし、長い距離の方が良いとは思いますが、2200mにも対応できると思います。この後オーストラリア(メルボルンカップ)にも登録をしているのですが、あくまでレース後の状態次第、という所なので、ここで良いレースを見せてくれればと思います」
(取材:大関隼)