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 24日(日)に中山競馬場で行われるオールカマー(GII)に出走予定のモンドインテロ(牡5、美浦・手塚貴久厩舎)について、追い切り後の手塚貴久調教師のコメントは以下の通り。

「前走(札幌日経オープン)は完勝だったと思いますし、オープン特別と言っても勝ち切れた事が良かったですね。去年も同じレースを勝って、そこから何度かチャレンジした重賞では善戦止まりでしたが、そこで強い相手に揉まれてきましたからね。今年は去年より1キロ斤量が重くても、最後の脚は去年より増したという印象でした。その辺りで、末脚に磨きがかかったとは言えると思います。

 前走後はすぐに放牧に出して、1か月前に美浦へ戻しました。中6週でそれほど間隔が空いているという訳ではないので、この中間はビシビシやるというよりは、体調維持に主眼を置きつつレベルを上げるというイメージでしたが、順調に来ましたね。

 今朝の追い切りは先行する馬に並んで、最後の脚を見る形でと考えていました。時計的にはそこそこ動いて欲しいな、という感じだったのですが、時計も申し分無いですし、動きも良いなという印象でした。(調教の後、今回乗る田辺騎手とは)ジョッキーが辛口なので『もっと切れると思っていた』と言っていましたが、十分動いてくれたと思います。

 中山はダートで勝った事があって、それほど多くは使っていないのですが、去年ステイヤーズステークスに使った時にはちょっと距離が長かったのかなと感じました。今回は2200mですし、勝ち鞍自体は2400mや2600mの方が多い馬ですが、中山に変わる分2200mでも十分対応できるかなと思っています。(理想の展開は)前走を見ても、終いを生かすような形の方が、この馬の良さが出るのかなという内容だったので、今回も田辺騎手がそんなイメージで乗ってくれるのではと思います。

 今回も強い馬がたくさんいますが、休み明けという馬も多いですから、付け入る隙もあるのではないでしょうか。この馬の力を十分に発揮できれば、チャンスがあると思っています」

 (取材:大関隼)

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