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☆17日(日曜日)中山競馬場で行われる第71回(菊花賞トライアル)セントライト記念(GII)に出走を予定しているクリンチャー(牡3、宮本博厩舎)について追い切り後の関係者のコメントは以下の通り

◎クリンチャーについて、宮本博調教師

・日本ダービーの13着は残念でした。6月1日から大山ヒルズに放牧に出しまして8月24日に帰ってきました。いい夏休みを送ったなという雰囲気です。デビューしてからダービーまで5戦、ずっと厩舎に置いて走っていたその疲れがとれた感じです。470kg台の馬体が480kg台になって一回り大きくなった感じです。メンタルに関しては元々強く良い意味で変わりがありません。

・この馬の調教に関しては一気に仕上げたらいけないということを今年の春に使いながら分かっていったので今日藤岡佑介騎手が乗るまでは、まめに15-15の軽い調教を積み重ねてきました。今朝の最終調整はしっかり負荷をかけたかったので藤岡佑介騎手を乗せてウッドチップコースで追い切りました。見た感じも騎手の感覚も良かったということでしたし良い調整過程を踏んでこれたと思います。タイムは81.2-65.8-51.5-38.2-12.4でもともと攻め馬駆けしないこの馬がこれだけ走れたら十分だと思います。

・距離はすみれステークスで経験済みで中山も皐月賞で経験していますから舞台設定は申し分ありません。春シーズンは好調を維持していましたが今はそれと同じぐらいいい感じです。この馬は瞬発力勝負では分がよくありませんが良い脚を長く使うタイプなので、その良さを生かしたレースをしてもらいたいですね。

・皐月賞は好走、ダービーは少し残念なレースになりました。その悔しさを晴らせるように本番に向けいいレースをしてもらいたいですね。

《取材:檜川彰人》

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