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中山11Rの第62回京成杯オータムハンデキャップ(GIII、3歳以上、ハンデ、芝1600m)は1番人気グランシルク(田辺裕信騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分31秒6(良)。1馬身3/4差2着に11番人気ガリバルディ、さらにクビ差で3着に6番人気ダノンリバティが入った。

グランシルクは美浦・戸田博文厩舎の5歳牡馬で、父ステイゴールド、母ルシルク(母の父Dynaformer)。通算成績は22戦5勝。

~レース後のコメント~
1着 グランシルク(田辺騎手)
「いい馬に乗せてもらったと思うとともに、サマーマイルシリーズの優勝の可能性が残っていたことも気にしていました。ハナに行く馬がいて、それを追いかける馬がいて、競馬はしやすかったです。いつもモタつく印象があったので、今日は早めに動かして行きましたが、最後まで脚を使ってくれました。これで賞金を加算出来、大きなレースも胸を張って出られると思うので、関東のマイル路線の最前線で頑張って欲しいです」

(戸田博文調教師)
「スタートが良くて、道中は完璧に乗ってくれました。すべてがうまく行ってくれるとこんなにアッサリ勝つのかなと思うようなレースでした。惜敗続きでこちらが自信をなくすくらいでしたが、勝ってくれて嬉しいです。一番良いローテーションと思って関屋記念を自重しましたが、ここを勝って、サマーマイルシリーズチャンピオンのプレゼントまでついてきてくれました。今後はオーナーサイドと相談して決めますが、田辺騎手が完璧に乗ってくれましたし、彼のお手馬の状況などもあるのでしょうが、引き続き乗ってくれると嬉しいです。この血統でGIに挑めるのは嬉しいです」

2着 ガリバルディ(北村宏騎手)
「少し促して、ある程度の位置をと思いましたが、トビが大きいのでゆっくりになります。4コーナーでスピードを落とすと取り戻すのに時間が掛かるので、それだけはないようにと思って乗りました。先に動いた勝ち馬と一緒に伸びて何とか2着に来てくれました」

3着 ダノンリバティ(松若騎手)
「もう少し前に行きたかったのですが、ペースが速かったです。去年とは違い、今年は反応してくれました」

4着 マルターズアポジー(武士沢騎手)
「快速馬ですが、58kgの分だけ重く感じました。よく粘ってくれました」

5着 トーセンデューク(三浦騎手)
「もう少しスローなら、もっといいところを出せたと思います。終始いいコンタクトで乗れました。1頭分しかないスペースを割ってくれました」

6着 アスカビレン(松田騎手)
「いいスタートでしたが、いい時のような引っ掛かって行く感じではなかったです。最後は伸びています」

11着 ボンセルヴィーソ(松山騎手)
「展開が向きませんでした。休み明けを使って良くなってくれればと思います」

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