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 万馬券を愛する皆さん、8月も下旬となり、夏も終わろうとしています。東日本では8月は毎日雨が降り、どうも今年の夏はパッとしない夏でした。(いつもながら馬券の調子もパッとしませんでした)残暑が厳しく、秋も真夏日となる日が続くことを祈りながら7月の主な万馬券を振り返ります。7月の100万オーバーとなった万馬券とWIN5の実況担当者は以下の通りです

7月 1日(土)函館・  2レース 3連単 391万8870円(実況担当・小塚)
7月 1日(土)中京・  3レース 3連単 147万3650円(実況担当・佐藤)
7月 2日(日)中京・ 12レース 3連単 124万150円 (実況担当・檜川)
7月 9日(日)中京・  2レース 3連複 189万2990円(実況担当・檜川)
7月15日(土)中京・インディアT 3連単 119万9700円(実況担当・大関)
7月22日(土)中京・  7レース 3連単 109万4870円(実況担当・佐藤)

★7月 2日(日) CBC賞&ラジオNIKKEI賞
福島 10R(7番人気)・11R(2番人気)         ...舩山アナ
中京 10R(2番人気)・11R(2番人気)         ...檜川アナ
函館 11R(1番人気)                  ... 小塚アナ
<払戻金> 107万3580円

★7月 9日(日) プロキオンS&七夕賞
福島 10R(1番人気)・11R(1番人気)         ...小林アナ
中京 10R(1番人気)・11R(5番人気)         ...山本直アナ
函館 11R(1番人気)                   ...舩山アナ
<払戻金> 2万2880円

★7月16日(日) 函館記念
福島 10R(1番人気)・11R(1番人気)         ...山本直アナ
中京 10R(2番人気)・11R(1番人気)         ...檜川アナ
函館 11R(5番人気)                   ...小林アナ
<払戻金> 11万7940円

★7月23日(日) 函館2歳S&中京記念
福島 10R(3番人気)・11R(2番人気)         ...小塚アナ
中京 10R(3番人気)・11R(5番人気)         ...中野アナ
函館 11R(1番人気)                   ...山本直アナ
<払戻金> 54万8110円

★7月30日(日) クイーンS&アイビスサマーD
新潟 11R(8番人気)・12R(4番人気)         ...大関アナ
小倉 11R(2番人気)                   ...佐藤アナ
札幌 11R(2番人気)・12R(2番人気)         ...小塚アナ
<払戻金> 254万3730円

 まず、7月の月間MVPの発表です。7月は夜空に打ち上がる花火のようにドーンとしたものがあまり出ませんでした。その中で唯一1日に出た391万馬券を実況した小塚アナが7月のMVPとなりました。また、意外にもロングヒッターとしても最近活躍が目立つ中野アナが、7月は1つも100万超の大万馬券が誕生したレースを実況していませんでした。ちょっと「夏休み」をとった形になりましたが、8月はまたそのパワーを見せています。中野アナが行くところ雨が降り、某番組で「この馬で仕方ない!」と本命にした馬がアッサリと負けるなど夏負けは見られません。

 リーディング争いでは、その中野アナが首位の座をキープしています。打率は少し下がって8割1分4厘です。そして、檜川アナが3位から2位に上がりました。檜川アナが8割7厘で、上位2人だけが8割バッターとなっています。7月終了時は2位だった小塚アナは7割9分1厘7毛で3位に後退しました。7月は23日と29日に6打数3安打に終わったことが影響しています。その後は7割9分1厘5毛というほんのわずかの差で山本直アナが4位で続いています。山本直アナも7月は8割台をキープしていたのですが、打率を下げてしまいました。小塚、山本直両アナウンサーには秋競馬で頑張って、上位2人に食い下がってもらいたいものです。

 一方、殿とブービーは変わりません。殿は低迷が続く山本直也アナです。打率をまた少し下げて7割3分7厘で殿のままです。そして、ブービーが私小林です。打率は7割4分7厘ですが、その低い打率以上にショッキングなことがありました。それは7月30日の札幌競馬場で起こりました。私は前半のレースを実況したのですが、なんと第1レースから第6レースまで、全く万馬券が誕生しなかったのです。つまり6打数ノーヒット、6の0ということをやらかしてしまったのです。こんなことがかつてあったでしょうか?今年は4月に山本直也アナが6打数1安打ということしてしまったことがありましたが、6つもレースを実況して万馬券が1つも出なかったことはここ数年ではなかったことです。よりによってこの私が、万馬券愛好家を自称する私小林が実に愚かなことをしてしまいました。確かに「荒れてしまえ~!」と念じながらレースを実況しているわけではありません。しかし、フツーにやっていれば少なくとも2つや3つは万馬券レースとなるはずなのです。いったいどうしてしまったのか、自分でも分かりません。これは罪です。大変な罪を犯してしまったという気持ちでいっぱいです。

 さて、夏競馬は残り2週。しかし、先週で私の夏は終わりました。2度の札幌競馬の担当が終わり、今は15ラウンドの死闘を終えて、「燃えた。燃えたよ、まっ白に燃え尽きた...」と言った矢吹丈と同じ状態です。今年は開幕週と先週の19日、20日に札幌競馬場に行きましたが、やはり札幌は素晴らしいです。いい街です。いい競馬場です。吹く風は爽やかで(函館の海風は私には冷た過ぎます)、見上げれば透明感のあるスッキリとした青空。馬場内には50以上ものテントが張られ、その前で子供連れのファンがシートを広げて寛いでいる姿が見られるのも札幌ならではの光景です。そして、中継が終わって向かうススキノの賑わい...どれもこれも素晴らしく思えます。この素晴らしい札幌開催がたった6週しかないのは実にもったいない気がします。

 私にとっての2017年の競馬は終了しました。今は蝉のように土の中でジッとしていて、来年の7月になったら出てきて、「サッポロ~!サッポロ~!」と鳴き始めるつもりです。

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