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 第17回サマーチャンピオン(JpnIII)が16日、佐賀競馬場(曇、不良)で行われ、初めての重賞挑戦だった2番人気のラインシュナイダー(JRA)が外めの3番手追走から、3番人気のタムロミラクル(JRA)との追い比べを制して重賞初制覇を飾った。タイムは1分26秒1。勝利騎手は武豊(JRA)。

 レースは10番枠から1番人気のウインムート(JRA)が押して先手を奪い、レーザーバレット(JRA)とラインシュナイダーが追走する形で進み、1コーナーを後方3番手で迎えたタムロミラクル(JRA)が向正面で一気に4番手まで追い上げた。この4頭が横に広がって4コーナーを迎えると、最後は外から伸びたラインシュナイダーとタムロミラクルの追い比べになり、ラインシュナイダーがアタマ差先着してゴール。
アタマ差の2着にタムロミラクル、1馬身1/2差の3着に逃げたウインムートが入った。以下、レーザーバレット、グレイスフルリープと続き、5頭出走のJRA勢が上位を独占した。地方馬最先着は6着のタッチスプリント(高知)だった。

 ラインシュナイダーは父ヴァーミリアン、母トウジュ(母父テンビー)の5歳牡馬、毛色は鹿毛。JRA栗東の沖芳夫厩舎所属。通算28戦6勝(中央27戦5勝)。オープン入り2戦目、初の地方遠征、初の重賞挑戦を勝利で飾った。

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