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 13日(日)に新潟競馬場で行われる第52回関屋記念(GIII・芝1600m)に出走予定のヤングマンパワー(牡5、美浦・手塚貴久厩舎)について、追い切り後の手塚貴久調教師のコメントは以下の通り。

「安田記念(16着)は真っ向勝負に行きましたが跳ね返された、という内容でしたね。残念ではありましたが、GIだとまだ力が足りない、というのが正直なところでしょうか。

 安田記念が目一杯の仕上げだったので、レース後の疲労は若干ありました。ただ、このレースまでは間隔がありましたから、まずは休んでから立ち上げて、動かし始めてからは順調に来ていますね。

 いつもは坂路で追い切っていますが、先週はちょっと気分を変えてみようということでウッドチップコースに入れました。そこで(今回騎乗する)石橋脩騎手に乗って貰いましたが時計も動きも良かったですし、石橋騎手にも良い感覚を掴んで貰えたのでチップに入れて良かったです。今週は、暑い時期なのでオーバーワークは避けたいなということで、坂路に戻して追い切りましたが、いつも通りの動きでしたね。去年勝った時と遜色ない状態で出せると思いますし、(去年と比べて)斤量が1キロ増えても影響するとも思えないですから。今年はGIを勝っている馬もいますが、新潟は相性が良いですから、頑張ってくれると思います。

 (今回は前に行く馬も多そうですが)この馬に関しては先行抜け出し、というイメージを持たれているのですが、入りの3ハロンがそんなに速い馬ではないので、レースの流れ次第で中段から徐々に上げて行ったりという形も考えなくてはいけないのかなと。スローペースなら先行すればいいですから、とにかくこの馬のリズムで走ってくれればと思います。

 去年はここから富士Sも勝って充実してきましたから、今年もそうなってくれれば良いですね。1歳年齢は重ねましたがまだまだ馬は若いですし、今年も同じようなステップを踏めれば、と思っています」

(取材:大関隼)

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