30日(日)新潟競馬場で行われるアイビスサマーダッシュ(GIII)に出走予定のシンボリディスコ(牡7、美浦・高橋祥泰厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
○シンボリディスコについて、高橋祥泰調教師
「(前走の韋駄天Sを振り返って)
間隔があいてのレースでしたが、うまくレースの流れに乗って終いまでよく頑張ってくれたと思います。ただ勝った馬がとても強かったので、敵わなかったですね。前走後は短期放牧に出て、このレースまではちょうどいい間隔ではないかと思います。雰囲気は前回よりいい感じに見えますし、動きもとてもいいので、いいのではないでしょうか。
(伴啓太騎手が騎乗した、坂路での最終追い切りについて)
先週は併せ馬で調教し、週末にも追っていたので、きょうはあまりやらなくてもいいかなと思い、単走で調教しました。動きも良かったですし、息遣いもすごく良かったと思います。時計的にはもう少し速くてもよかったかもしれませんが、雨が降っていて馬場が少し重くなっていたので、この時計でも良かったのではないでしょうか。(伴騎手とは久々のコンビとなるが)乗り慣れていますし、調教も乗ってもらっていますからね。心配していません。
(アイビスSDに向けて)
新潟の直線1000mはいい結果を残せていますし、開幕週ということで馬場もいいでしょうから、スピードを生かした競馬ができればいいとは思います。
(この馬のどんな特徴が、直線1000mに適している?)
スタートからうまくスピードに乗せていけますし、道中もうまく流れに乗れるので、直線1000mが向いているのかなと思います。ただ、勝つまでにはあともうワンパンチというか、最後のひと押しが欲しいところです。やや単調なところがあるので、それがこの成績(直線1000mは4戦して2着3回、3着1回)なのかなという気がします。こればかりは難しいところですが、流れや展開という助けが要るようにも思います。
この時期は合っていますし、直線1000mも合っていますから、応援お願いいたします」
(取材:小塚歩)