7月2日(日)に中京競馬場で行われるCBC賞(GIII)に出走を予定しているメイソンジュニア(栗東・渡辺薫彦厩舎)について追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
◎メイソンジュニアについて渡辺薫彦調教師
・前走のニュージーランドトロフィーは馬場も渋った中、ポンとハナを切ってスローペースでのレースと恵まれた面もありましたが本当に良く頑張ってくれたと思います。
・前走後はすぐに放牧に出して函館SSを視野に入れながらの調整でしたがメンバーを考えCBC賞を目標にしてレース1カ月前に栗東トレーニングセンターに入厩しました。その後はしっかり調教の本数をこなしています。今週の追い切りは馬場も渋っていたので坂路でラストを強めの内容。予定通りでいい動きでした。
・中京競馬場に関してはファルコンステークスでも好走しているように合っていると思います。あとは天気などの心配ですが、この馬は少し渋ったほうがいいのではという感じもします。
・この馬の持ち味はスピードが豊富だということでマイルまではこなしますが本質的にはスプリンターだと思っています。ですから中京1200mはいい舞台だと思っています。
・2歳時には装鞍所でうるさいところを見せたり幼い面もありましたが今では解消され大人になってきているというイメージです。ハンデの53kgは想定内です。メンバーは強力ですが状態の良さを生かしいいレースをしてくれることを期待します。
(取材:檜川彰人)