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7月2日(日)に中京競馬場で行われるCBC賞(GIII)に出走を予定しているシャイニングレイ(栗東・高野友和厩舎)について追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◎シャイニングレイについて、高野友和調教師

・前走は東京競馬場のモニターで観戦していましたが、本当に嬉しかったですね。休養期間中は牧場の皆さんに頑張っていただいて屈腱炎明けにしてはいい状態で戻していただきました。復帰初戦は脚元への負担も考えダートを使いその後、満を持して芝を使った時にはかなり行きたがる面を見せたため1400mを使いました。1400mにしてはペースも速く馬群の中で前に馬を置く形になりうまく脚が溜まりました。2000mの重賞を勝つ力が最後には生きました。

・その後は屈腱炎明けということですからコースよりも坂路で調整を続けました。ほぼ身体は出来ていたので人間とのコミュニケーションに重点を置きました。乗り役の手の内に入れながら最後を伸ばすという内容でややソフトな感じでした。今日は雨の中の追い切りでしたが坂路で最初の2ハロンから3ハロンを手の内に入れてラストを伸ばしました。いい追い切りで調教ではしっかりコミュニケーションがとれるようになってきました。あとは実戦にいってどうかというところです。

・前走でも行きたがる面がありましたから距離は短縮した方がと思い1200mを使いますが前走はオープン特別、今回は1200mのスペシャリストが集う重賞ですからかなり厳しいレースになることが考えられます。また前回は枠順や流れ、それに展開に恵まれました。ですから今回は上手にレースができるかどうか試金石的な競馬になります。

・中京の芝1200mはタフさが必要なイメージがありますが時計がかかって、この馬のスタミナを生かすレースになってくれればいいてすね。左回りに関して言えばわかりません。今回のレースの最大の目標は無事走ってくること、そして厳しいスプリント戦でちゃんと競馬ができるか、この馬には大きな課題です。頑張ってもらいたいですね。

(取材:檜川彰人)

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