18日(日)東京競馬場で行われるユニコーンステークス(GIII)に出走予定のハルクンノテソーロ(牡3、美浦・高木登厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
※本賞金900万円のため抽選対象
〇ハルクンノテソーロについて高木登調教師
「(前走について)
初めての1600mで距離的にどうかなと思っていましたが、距離もしっかりとこなしてくれて、よかったと思っています。ここのところは脚質転換させて、馬もしっかりと覚えてきていますね。前に行くと少し終いが甘くなるところがあったのですが、たまたまレースで出遅れたときに、こういう形もありかなと思って脚質転換を図ったところ、うまく覚えてくれました。
(中間の調整過程)
厩舎でそのまま調整しています。一度疲れを取り、それほどダメージもなかったので、このレースを目標に順調に来ています。
(坂路での最終追い切りについて)
道中ハミを噛むところが見られましたが、そのへんを考慮しながら、テンションをあまり上げないような調整をしています。レースを使ってきているので調整は難しくなく、非常にいい状態でレースを迎えられそうです。前走と同じくらいの状態で、十分にいい感じです。
(馬体面や精神面での変化)
普段はそうでもありませんが、レースでは馬ごみが苦手かなというところが最初は見受けられました。前走ではそういった面は見られなかったので、成長しているのだと思います。
(改めて、東京ダート1600mという条件について)
前走でしっかりこなしていますし、何の不安もなく迎えられます。相手云々というよりも、前半どうしても噛むところがあるので、レース前半は出たなりで行って、終い伸びてくるというレースになるのかなと思っています。
これからダート界で活躍してくれると思っています。応援お願いします」
(取材:小塚歩)