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 6月4日(日)に東京競馬場で行われる第67回安田記念(GI・芝1600m)に出走するロゴタイプ(牡7、美浦・田中剛厩舎)について、追い切り後共同会見での田辺裕信騎手のコメントは以下の通り。

「今朝の追い切りは併走馬を用意して貰って、その馬を前に見ながら、ロゴタイプの反応を見て負荷をかけられればと考えていました。自分が大きなアクションをしなくても、楽に動けていたのは良かったと思います。(最後は併走馬を突き放したが)相手は条件も違いますし、安田記念に出てくる馬ではないですが、この馬はリズムが良くて、ストライドも大きなトビで走っていましたから、良かったと思います。

 (中山記念を振り返って)競馬自体は悪くなかったと思います。スタートも上手ですし、途中でペースを乱されてもこの馬自身の走りは出来ていました。追い切りも中山記念の時はもたもたしていましたが、今日の方が凄く動きはスムーズでしたね。

 (コンビを組んで1年少々、馬に感じる変化は)年齢が年齢ですし、衰えを心配する声も聞くのですが、そんなに乗っていて歳を取ったなと感じることもないですし、まだ頑張れる覇気がありますからね。良い意味で、平行線だと思います。

 戦い方はゲートを出てからですが、スタートが上手なのはこの馬の武器ですから、勿論逃げることは頭の中に入っています。ゲートを出て、周りの馬の出方もあるでしょうし、それ次第ですね。今年も実績ある馬と、勢いがある若い馬がいてガラッとメンバーが変わると思いますが、この馬も正攻法の競馬でいつも戦っていますし、今回もそうなるんじゃないかなと思います。連覇するのは難しい事だと思いますが、去年勝ったのがラッキーではない、ということを示すような走りを見せたいです」

(取材:大関隼)

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