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 万馬券を愛する皆さん、いよいよ今週春競馬がクライマックスを迎えます。ダービーです。混戦と言われているクラシック、皐月賞に続いてまたも大波乱となるのでしょうか。さぁ、ダービーを前にして4月に誕生した主な万馬券を振り返ります。4月の100万オーバーとなった万馬券と3連単の実況担当者は以下の通りです。

4月 2日(日)中山・ 1レース 3連単 266万4580円(実況担当・山本直也)
4月 9日(日)阪神・ 3レース 3連単 231万2840円(実況担当・檜川)
4月 9日(日)中山・ 6レース 3連単 168万5070円(実況担当・中野)
4月 9日(日)中山・ 京葉S  3連単 298万8790円(実況担当・山本直也)
4月16日(日)中山・ 皐月賞  3連単 106万4360円(実況担当・中野)
4月22日(土)京都・ 1レース 3連単 172万7900円(実況担当・舩山)
4月22日(土)京都・12レース 3連単 268万1900円(実況担当・檜川)
4月23日(日)京都・ 3レース 3連単 203万990円 (実況担当・佐藤)
4月30日(日)東京・ 8レース 3連単 164万6590円(実況担当・小塚)
4月30日(日)京都・ 端午S  3連単 268万1440円(実況担当・小林)

★4月 2日(日) 大阪杯
中山 10R(1番人気)・11R(6番人気)           ...山本直アナ
阪神  9R(1番人気)・10R(3番人気)・11R(1番人気) ...檜川アナ
<払戻金> 17万9020円

★4月 9日(日) 桜花賞
中山 10R(5番人気)・11R(4番人気)           ...山本直也アナ
阪神 10R(4番人気)・11R(8番人気)           ...小塚アナ
福島 11R(4番人気)                    ...舩山アナ
<払戻金> 3893万9010円

★4月16日(日) 皐月賞
中山 10R(9番人気)・11R(9番人気)           ...中野アナ
阪神 10R(2番人気)・11R(4番人気)           ...檜川アナ
福島 11R(7番人気)                    ...小林アナ
<払戻金> 1790万470円

★4月23日(日) マイラーズC&フローラS
東京 10R(2番人気)・11R(12番人気)          ...小塚アナ
京都 10R(6番人気)・11R(2番人気)           ...舩山アナ
福島 11R(5番人気)                    ...中野アナ
<払戻金> 2465万8030円

★4月30日(日) 天皇賞(春)
東京 10R(1番人気)・11R(3番人気)           ...小塚アナ
京都 10R(9番人気)・11R(1番人気)           ...小林アナ
福島 11R(12番人気)                   ...山本直也アナ
<払戻金> 3220万7480円

 まず、4月の月間MVPの発表です。266万と298万のレースを実況した山本直也アナがMVPに選出されました。231万と268万のレースを実況した檜川アナも選考委員会でMVP候補となりましたが、「500万を超えるようなハイレベルなら複数のMVPもありえるが、この程度ではなし」という意見が大勢を占め、山本直也アナだけがMVPとなりました。打率が低く、リーディングでは最下位にあえいでいる山本直也アナですが、今回のMVP受賞をきっかけに浮上することが出来るでしょうか。

 リーディングでは順位の変動がありました。トップは中野アナとなりました。3月終了時点で2位だった中野アナは、4月は36のレースを実況して31のレースが万馬券となり、打率を8割2分7厘まで上げてトップとなったのです。中野アナのリーディング連覇は達成されるのでしょうか?2位は小塚アナです。小塚アナも4月は数多くの万馬券レースを実況しました。48打数41安打です。打率は8割8厘と8割台に乗せてきました。トップの中野アナに今後どれだけ接近できるか注目です。その後は差がなく、檜川アナが8割5厘で3位でとなり、山本直アナが8割4厘で4位となっています。

 一方、殿は変わりません。山本直也アナが6割9分5厘で、最下位に沈んだままとなっています。山本直也アナは、4月8日に6つのレースを実況して万馬券レースとなったのがたった1つということがありました。こういうことではなかなか打率は上がりません。春競馬での苦戦が続いています。そしてブービーも変わらず、私小林がブービーの座から抜け出せないでいます。打率を7割4分1厘と少し上げたもののブービーのままとなっています。実況してもせいぜい6打数4安打で、パーフェクトの10割という日がありません。もどかしい思いでいます。そして後ろから3人目が7割6分8厘の大関アナとなっています。

 さぁ、いよいよダービーです。記憶に新しい皐月賞は、中野アナが実況して3連単は106万4360円の大万馬券でした。以前なら中野アナがGIレースを実況すると、1番人気が負けても3番人気までの馬が勝っていたものです。事実日本ダービーは中野アナが実況した過去6年は3番人気までの馬が勝っています。しかし、今年の皐月賞は9番人気のアルアインでした。明らかに中野アナは長打力を身につけてきています。今月6日の京都では、560万馬券のレースを実況し、翌7日には171万馬券となったレースを実況しました。今の勢いでいくと、彼は『三冠王』になるかもしれません。「穴ウンサー」の世界の三冠王とは、「リーディングトップ(いわゆる打率です)、その年の最高配当レースを実況すること(現在の最高配当 は3月5日の小倉第1レースで出た3連単856万9830円。実況者は大関アナ)、そして100万オーバーの大万馬券レースの実況回数がトップ」となることです。今の中野アナには可能性を感じます。

 「戦国クラシック」と呼ばれ、ダービーの人気は割れるでしょう。皐月賞のような驚くべき高配当は想定していませんが、まず万馬券のないダービーとはならないはずです。先週のオークスは1番人気の馬が勝ちましたが、ダービーは人気馬で決まることはないでしょう。パワーヒッターとなった中野アナが実況する今回のダービーでは、1番人気は青葉賞を制したあの馬になるのでしょうか?あの馬にとっては、まさに「敵は放送席にあり!」です。

 私は常々GIレースだから買わなきゃいけないとは思っていません。他に面白そうなレースがあればダービーはパスしてもいいと毎年思っています。しかし、今回は「買い」です。3番人気と4番人気と5番人気の3頭の馬券で結構な万馬券になるような気がします。穴党の出番です。今年の「競馬の祭典」は、『万馬券愛好家の祭典』になると確信しています。皆さん、頑張りましょう!

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