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 14日(日)に東京競馬場で行われるヴィクトリアマイルに出走を予定しているルージュバックについて関係者のコメントは以下の通り。

・大竹正博調教師
「前走は1番枠で厳しいポジションでのレースでした。それでも戦法の少なさを補う競馬はしてくれたと思っています。この中間は放牧先でもしっかりと乗っていましたが、今回に関しては絞り切れないということで、こちらに戻ってきていつも以上に負荷をかけてきました。去年のヴィクトリアマイルはなかなかエンジンがかからず、かかったところがゴールだったということを踏まえて調整してきました。
5歳になってどっしりと構えた部分が出てきました。追い切りに関しても、いつもなら併せた相手を引き離す脚を見せるのですが、良いのか悪いか少しズブさが出てきました。過去のデータを見ると、牝馬限定のレースでは成績があまり良くありません。今回それがどう出るかでしょう。
今まで戦ってきた馬が、この歳になってもまだ一堂に会して戦えるということは素晴らしいと思います。ここでいい成績が出せれば、これまでのモヤモヤした気持ちが一気に晴れるのかなと思っています。なんとか頑張って欲しいと思います。」

・戸崎圭太騎手
「前走の金鯱賞は1番枠だったので自分で前の位置を取りに行きました。道中はリズム良く行けましたが、直線では前が開かず、さばけずという感じで力を出せずに終わったレースでした。
3歳のクラシックの時から高いポテンシャルを持った馬だと言われてきましたが、これまで1つもGIを取れていないということは心残りですし、責任を感じています。今度は東京コースになりますが、コースは合っていると思います。オークスで負けたミッキークイーンは強くなっているようですし、いいメンバーが揃っていますが、僕がしっかりと騎乗すれば結果はついてくるでしょう。僕自身としてはこのレースの3連覇を目指して、そしてこのコンビでGIを勝ちたいという思いが強いです。」

(取材:小林雅巳)

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