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☆4月30日(日曜日)京都競馬場で行われる第155回天皇賞(春)GIに出走を予定しているシュヴァルグランについて追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

◎シュヴァルグランについて、友道康夫調教師
・前走の阪神大賞典は牧場から戻って調整もうまくいって100%を出したレースでした。強い馬にマークされて差は開きましたが内容は悪くありませんでした。今回は昨年と同じローテーションで天皇賞(春)に駒を進めます。昨年は中間に放牧に出しましたが今年は在厩しての調整でした。
・一週前二週前にCWコースでしっかりと負荷をかけて3200mに対応できるように調整しました。あまり稽古駆けしないこの馬がしっかりと動きました。今週は疲れが残らないような調整で青写真通りきています。
・昨年の天皇賞(春)は勝ち馬から0.2秒差でしたが今回はメンバーも強くなります。しかしこの馬も昨年に比べて切れとシャープさを増しています。出るからにはトップを目指します。
・この馬の母馬は種牡馬の特徴を引き出して走る馬を多く出しています。ですから距離面ではハーツクライの特徴を出していると思います。
・現在100%力を出せる状態です、できれば晴れの良馬場でやりたいですね。素晴らしいメンバーがそろったこのレースを是非当日京都競馬場まで足を運んで応援して欲しいですね。

◎シュヴァルグランについて、福永祐一騎手
・前走の阪神大賞典は調教の変化がレースにも現れていました。休み明けの一戦でしたが早めに動くレースでいい内容のレースだったと思います。中間追い切りには乗っていませんが追い切り以外で馬場を一周させてもらいました。切れも良く上昇曲線を感じます。
・昨年と同じ臨戦過程ですがもともと5歳になる今年から良くなるのではと話していました。昨年は阪神大賞典を勝って天皇賞(春)に駒を進めましたが中身は今年の方がいいと思います。
・昨年はスローペースの中、あと一列前でレースが出来ればと思ったレースでした。この馬は調教の動きが良ければ自らはみに向かってスタートもよくなるので、今回はいい位置からレースができるのではと思っています。いわゆる上位の2頭の隙は見つけにくいのですが諦めたら女神は微笑みません。
・まだプランは決まっていませんが自信をもって臨みたいと思います。

(取材:檜川彰人)

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