30日（日）に京都競馬場で行われる天皇賞（春）（GI）に出走予定のディーマジェスティ（牡4）について、管理する二ノ宮敬宇調教師の追い切り後のコメントは以下の通り。

・最終追い切りを終えて
「無事に最後まで追い切りが出来て、馬も何もないようなので安心しています。先週も蛯名騎手に乗ってもらいましたが、馬も成長しているので、今日、もう１回強いところをやった方が良いのではないかということでした。今日はいつもの併せ馬で、強いところを一杯に出来たので、変わってくればいいなと思います」

・前走について
「身体は休み明けだったので太い感じというか、成長している部分もあったと思います。若いときとこの時期になって、動き方が変わったのかなと感じています」

・4歳になっての成長は
「もう少し、馬が背中から腰にかけて伸びても大丈夫かな、という感じはしていましたが、意外とまとまった体型になったと思います。こうなると距離の問題かな、と思いますが、3000ｍも経験してますし、問題ないかなと思っています」

・京都コースの適性は
「今回は（菊花賞の時と同様に）金曜日に行って、土曜日の朝に馬場で乗って、調整しようと思っています。気性的にカリカリしているところがあるので、ゆっくりと調教しながら環境に慣らしたいなと思っています」

・蛯名騎手とのコンビに期待するところは
「十分にこの馬のことを分かっていますので、能力を最大限に発揮していただけるような乗り方をしてもらいたいと思っています。本人が一番、そういう風に思っていると思っています」

・枠順の希望は
「何も無いです。18番でも勝っていますし、与えられたところで頑張るしかないです」

・ファンの皆さんへ一言
「馬の状態は非常に良いので、なんとか全能力を発揮してもらって、無事に走ってもらいたいと思っています」

（取材：山本直）