２３日（日）に京都競馬場で行われる第４８回マイラーズカップ（ＧII・芝１６００ｍ）に出走するヤングマンパワー（牡５、美浦・手塚貴久厩舎）について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●ヤングマンパワーについて矢島大樹調教助手
「前走（東京新聞杯）は良い所を追走できていましたが、ちょっとペースが遅すぎて、最後の切れ味勝負になってしまいました。この馬の能力で足りないということは無かったのですが、あのメンバーの中に入ると切れ負けしてしまった感じでした。

　使ったあとは放牧に出していましたが、牧場から良い状態で帰ってきてくれましたし、毛ヅヤも良いですから、体調も良さそうです。

　今朝の追い切りは関西圏への輸送もありますし、元々輸送減りするタイプなので軽めにという指示でした。予定通りに追い切れましたね。去年はこの馬にとっては飛躍の年でしたし、古馬の中でマイル路線なら上位争いできる所まで来ましたから、今年さらに上を目指せればいいなと思っています。（上半期の）目標は安田記念なので、そこに向けてステップアップできるようなレースが出来れば良いですね」

（取材：大関隼）