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 船橋競馬場(天候:曇、馬場:重)で行われたダートグレード競走の第21回マリーンカップ(第11競走・JpnIII・3歳以上・牝馬・ダート1600m・1着賞金2500万円)は11頭が出走して行われた。

 スタートで単勝1番人気のJRAのワンミリオンスがやや出遅れた。6番人気の大井のララベルが好ダッシュから先手を取り、4番人気の大井のリンダリンダが差のない2番手となり、向正面では2番人気のJRAのホワイトフーガが3番手につけた。4番手以下は5番人気のJRAのタイニーダンサー、3番人気のJRAのパールコード、JRAのワンミリオンスが固まるようにして追走した。4コーナーの手前で前の2頭の外にホワイトフーガが並び、直線に向くと外からホワイトフーガが伸びて抜け出し、2着となったララベルに3馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分41秒3。 勝利騎手はJRAの蛯名正義騎手。3着はリンダリンダ、4着タイニーダンサー、5着パールコード。ワンミリオンスは直線も伸びず6着に終わった。

ホワイトフーガは、父クロフネ、母マリーンウィナー(母の父フジキセキ)という血統の牝5歳芦毛馬。JRA美浦・高木登厩舎の管理馬。昨年レディスクラシック連覇を果たした実力を発揮して重賞6勝目をあげ、通算成績は19戦9勝(中央競馬では8戦3勝)となった。

<レース後の関係者のコメント>
1着 ホワイトフーガ 蛯名正義騎手
「何とか逆転したいと思っていました。スタート直後に躓いて、掛かり気味でしたが、力で押し切ってくれました。いい感じで回ってこられましたし、手応え通りに伸びてくれました」

2着 ララベル 森泰斗騎手
「いい馬ですね。そんなに太い感じはしませんでしたし、マイペースに持ち込めましたが、最後は苦しくなってしまいました。一回使って良くなると思います」

3着 リンダリンダ 吉原寛人騎手
「1~2コーナーで折り合いを欠いた分、最後に伸びきれませんでした。仕上がりは良かったのですが、もったいないレースになってしまいました」

6着 ワンミリオンス 戸崎圭太騎手
「少し遅れましたが、先団にとりつけました。ただ、3~4コーナーから手応えが無くなり、いつもの感じではありませんでした」

(取材:中野雷太)

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