桜花賞に出走予定のソウルスターリングについて、レースで騎乗する予定のクリストフ・ルメール騎手への栗東トレーニングセンターでの共同インタビューの内容は以下のとおり。
●ソウルスターリング(C.ルメール騎手)
◎チューリップ賞は強いレースでしたが?
はい、強かったです。休み明けでしたが、いい感じでした。レースではとても落ち着いてリラックスして走りました。楽に勝てました。
◎阪神ジュベナイルフィリーズから良くなった点はありますか?
能力はまだ伸びる余地があります。今年は頭が良くなりました。大人になりましたね。パドックでもとても大人しかったですし、スタート前も大人しくしていました。去年はチャカチャカしていました。テンションの高いところがありました。今年は経験を積んでレースでいい脚を使うようになりました。
◎この馬のいい所は?
たくさんあります。スタートのスピードがあります。直線でのいい瞬発力があり、ゴールまでスピードを維持することができます。跳びが大きく心も強いです。
◎雨が降った時の心配は?
心配していません。ソウルスターリングの母の父親はモンズンですから重い馬場は問題ないと思います。大丈夫です。
◎母のスタセリタに乗ってGIを勝っていますね?
フランスオークスなどのGIを勝っています。だからこの馬に乗れるのは気持ちのいいことです。
◎この馬に何か心配な点はありませんか?
ないと思います。今回もいい枠が欲しいですね。大外の枠はマイルではちょっと難しいです。でもあまり気にしていません。
◎ライバルをどう見ていますか?
今回はマークされる立場です。一番のライバルであろうアドマイヤミヤビは後ろの位置でしょうから、最後だけ見えることになると思います。
◎レースのイメージはできていますか?
ソウルスターリングはいつもいいスタートを切ります。今回もいい位置を取りたいですね。5~6番手で、一番大切なのはリラックスして走ることです。GIですからライバルはたくさんいます。ゴールまで注意して走りたいですね。
(取材:佐藤 泉)