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 4月2日(日)に阪神競馬場で行われる第61回大阪杯(GI)に出走するサトノクラウン(牡5、美浦・堀宣行厩舎)について、木曜朝の追い切り後共同会見での堀宣行調教師のコメントは以下の通り。

「京都記念のあとは、在厩で調整してきました。他のレースの選択肢もあった中で、次は大阪杯へと決まったのが2月の最終週だったのですが、そこから1か月、順調に調整を進めてきました。

 先週の1週前追い切りから週末までの間で、しっかり仕上がったと判断できたので、今週の追い切りは微調整程度にしました。動きも含めて、メンタル面も今までで一番良い状態に仕上がったのではないかと思います。

 (結果が出て来た)一番の要因はやはり、馬の成長でしょう。元々能力はあっても、一度使うと大きく反動が出てしまう所がありましたが、体力がついて、連続して使うローテーションを組めるようになりました。厩舎スタッフも、牧場のスタッフやジョッキーと情報を共有して、この馬の力を出せる態勢が整ってきたと思います。

 (前回阪神に行ったのが宝塚記念、その時には入れ込んでいるように見えましたが)宝塚記念の時は輸送して阪神へ着いたら、馬房で入れ込んでしまうという事がありました。そこで前回(京都記念)は馬の様子を見ながら対応したのですが、今回は保険の意味もあって最初から対応出来るようにしています。

 (今後、海外遠征の可能性は)現状でははっきり決まっていないですね。馬の状態を見ながら、色々な所を視野に入れていますが、メンバーであったり、ジョッキーであったり色々な面があるので。そういった所がまとまれば(海外へ)とは思っていますが、現状では決まっていません。

 (この馬にとってベストの距離は)2400m、それ以上になっても対応できると思いますし、勿論2000mも守備範囲でしょう。ただ、少し乗り方などは工夫しないといけないのかな、とも思っています」

(取材:大関隼)

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