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3月4日(土)に阪神競馬場で行われる第24回チューリップ賞(GIII)に登録をしているリスグラシュー(牝3、栗東・矢作芳人厩舎)について、追い切り後の矢作芳人調教師のコメントは以下の通り。

(前走の阪神JF2着を振り返って)
「とにかく出遅れが致命傷だったと思います。内容的には強い競馬でしたが、勝てなかったことが悔しかったです」

(前走後の調整について)
「前走後は短期放牧に出しまして、2月の初旬に戻ってきました。仕上がりの早いタイプなので、非常に順調に調教を積めたと思っています」

(調教過程を振り返って)
「1週前は武豊騎手に乗ってもらって、併せ馬でびっしりとやりました。非常に良い感触を掴んでもらったと思います。
先週しっかり負荷をかけたということで、今日はうちの坂井騎手を乗せて、単走で本当に馬なりというか、サッと調整程度でした。やはり1ハロンの切れ味がすごく良く、軽快な動きでした」

(今回のレースに向けて)
「阪神ジュベナイルフィリーズから考えると、3回続けて本番まで同じコースと距離なので、特に問題はないと思います。
跳びが綺麗な馬ですから、やはり良い馬場でやりたいです。
前走は少し出遅れて後方からになりましたが、折り合いにも難がないですし、どんな競馬でもできる自在性があります。それに、何よりも切れ味がある、瞬発力に優れていると思います。
普通には成長しているのでしょうが、そんなに大きく変わった感じはしません。
牝馬とすれば、まあ穏やかな方ではないかと思います。特に手がかかることもありません。ただ、競馬の日はスイッチが入ります。
一番強い馬が出てきますし、相手関係は強いですね。しかし、そういう馬とやれるのもまた楽しみです。
天才ジョッキー(武豊騎手)が乗るわけですから、全て彼にお任せします。
暮れは負けて悔しい思いをしたので、今年の春は喜びたいなと思っています。桜花賞、オークスに向けて内容のあるレースを期待しています。応援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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