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3月5日(日)に中山競馬場で行われる第54回弥生賞(GII)に登録をしているグローブシアター(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)について、追い切り後の角居勝彦調教師のコメントは以下の通り。

(デビューからの2戦を振り返って)
「兄弟が走る馬だったので、能力を見せてくれたかなと思います。お兄さん2頭は乗り難しいというか、一生懸命すぎるところがあったので、用心に用心を重ねて引っ掛からないような馬にしようと思いましたが、(2戦目は)少し弾けなかったかなというのはありました。
とにかく競馬では真面目ですので、(兄弟は)少し手抜きを覚えてくれればというところがありましたが、グローブの方はそういうところが少しあるかもしれません。
(2戦目は)未知数な競馬ではありましたが、あのメンバーの3着であれば、能力はあると思いました。
輸送は、牧場でも行ったり来たり繰り返していますので、それは全然問題ない馬のような気はします」

(前走後の調整について)
「ノーザンファームしがらきで英気を養ってもらいました。馬は一旦疲れが完全に取れて、膨らんでという感じです。
体自体は、2歳の暮れに来た時からある程度完成したと思われるぐらい、綺麗な形になっていました」

(最終追い切りを振り返って)
「川田騎手に乗ってもらって、3頭併せの真ん中でした。どういう感じの馬かを確かめてもらいました。操縦しやすい、乗りやすいと言っていました」

(今回のレースに向けて)
「どこでも動じない馬ですし、環境にもすぐに慣れてくれますし、競馬は手を抜かない血統の馬です。
未知のところがたくさんありすぎる馬ですが、お兄さんに近づいていける素質はあると思います。何とか大舞台で頑張ってくれればと思います」

(取材:米田元気)

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