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19日(日)東京競馬場で行われるフェブラリーステークス(GI)に出走予定のノンコノユメ(セン5 美浦・加藤征弘厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

○ノンコノユメについて加藤征弘調教師

「(前走の東京大賞典について)好位を上手に追走していたのですが、途中から急にペースが速くなるレースで前の馬も止まらず、直線を向いて遅れはとりました。それでも、この馬なりにしっかりと伸びていたと思います。(前走後、この中間について)2週間ほど気持ちを鎮めて馬体の回復に努め、1ヶ月ほど前に短期放牧から帰厩してきました。先週、先々週と6ハロンからしっかりと負荷をかけられましたし、今週はそれほど強い負荷をかけませんでしたが状態自体はかなり上がってきていると思います。

(最終追い切りについて)ここ2週強い負荷をかけているので、当該週は精神的なストレスをかけないよう、併せ馬の先頭で走らせて自分のペースでのびのびと走らせることを念頭に置きました。あまり調教で動くタイプではないので派手には見えませんが、この馬なりの動きができていたと思います。去勢のあとレースを重ねて、状態は少しずつ上がってきていると思います。

(去勢手術について)気持ち的にそれほど穏やかになった感じはしませんが、牝馬に対しての馬っ気はほとんどなくなりました。先週先々週と負荷をかけても馬体重は450キロを切っていないので、あとは輸送で減らなければ450キロを超えるくらいの体重で出られるのではないかと思います。

(今回のコースについて)距離も、ワンターンというコース形態も、この馬にとっては走りやすいコースだと思います。(今回の位置取りなどは?)そのあたりは、ルメール騎手に『信じてくれ』と言われていますので、彼を信じてやってもらうつもりです。(輸送について)かしわ記念のあたりから、当日輸送で馬体が減る傾向にありました。今回は水曜日に追い切り、金曜日に東京競馬場に輸送して、土曜日に馬場入りして臨む予定です。

今回は状態もかなり上がってきているので、この馬の力を見せて、結果を出したいと思っています」

(取材:小塚歩)

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