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2月5日(日)に京都競馬場で行われる第57回きさらぎ賞(GIII)に登録をしているサトノアーサー(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)について、追い切り後の田重田裕生調教助手のコメントは以下の通り。

(2戦2勝を振り返って)
「(新馬戦は)やや重発表ということもあって、調教通りの走りはできませんでしたが、何とか勝ってくれたことにホッとしています。
(シクラメン賞は)上がりが32秒7で、驚くぐらいの脚を使ってくれて、こちらが思っている以上にびっくりした部分はありました」

(前走後の調整について)
「1回放牧に出して、帰ってきた時は体が成長していました。肩とトモ、お尻の筋肉が付いて、ひと周り大きくなったかなという感じはありました。
短期間でもだいぶ成長力が結構著しいのかなと感じました。
帰ってきてからも順調に追い切りをこなしているので、良い状態で出せると思います。
今は普段と変わらずケロッとしているので、あの馬にとってはサラッとしか追い切っていないので、普段と変わらない状況で来ていると思います」

(今回のレースに向けて)
「特にコースも距離もそれほど問題にはならないと思っています。自分の競馬ができればと思っています。
精神面ではまあ少し大人になったかなとは感じますが、そこまでは変わっていない感じはあります。まだまだ子供です。
体はこれから良くなる余地を残していますし、競馬もまだ覚えていないところもあります。一生懸命すぎるところがあるので、力を抜くところは抜いて、入れるところはしっかり入れて走れるようになれば、もっと競馬が上手になって馬の走りも変わってくると思います。もっとサトノアーサーの良いところが出せるのではないかと思っています。
私からしても、毎回競馬を使うたびにどれだけ成長してくれるかというのは楽しみにしています。
(この馬の良さは)最後の切れ味ですかね。瞬発力というか、スピードは持っているものがやはりすごいと思います。
もっとしっかりしてくれば、もっとすごい脚を使えるのではないでしょうか。
まだ少頭数で楽な競馬しかしていませんが、重賞でもやれる力はあると思います。皆さん応援してくれたらと思っています。よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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