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29日(日)東京競馬場で行われる根岸ステークス(GIII)に出走予定のベストマッチョ(牡4 美浦・手塚貴久厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

○ベストマッチョについて手塚貴久調教師

「(ここまでの戦歴を振り返って)ちょうど1年ほど前にデビューして、東京のダート1400mと1600mで、いい成績でここまで来てくれて、いよいよという気持ちです。こうなればいいな、とは思っていましたが、こちらが思っている以上の順調度というか、思っている以上にポンポンといけたと思います。レースではガッツがあって勝負根性に長けていて、それがこのような成績につながっているのではないでしょうか。

(中間の調整について)去年の秋に準オープンを勝ったあとに、このレースをステップにしたいとオーナーと相談し、レースが終わってから短期放牧に出して年末に美浦に戻りました。この根岸Sを目標に、しっかり調教できていると思います。

(最終追い切りについて)前の馬を追いかけて最後に追いつけばいいという、微調整でいいと思っていましたが、時計も速かったし、力をつけているという印象でした。去年は調教で地味なところがあったのですが、今回は美浦に戻ってから3週続けてしっかり追えていて、それら全てが去年の動きよりも良くなっているのが手に取るように分かります。力がかなりアップしているように思います。

(東京ダート1400mについて)負けていませんからね。ベストの条件だと思います。今年の明け4歳馬は芝ダート問わず強い馬がたくさんいて競馬界を盛り上げているので、ベストマッチョもそれに続くことができるように頑張ってくれたらと思います」

(取材:小塚歩)

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