29日（日）東京競馬場で行われる根岸ステークス（GIII）に出走予定のノボバカラ（牡5　美浦・天間昭一厩舎）について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

○ノボバカラについて天間昭一調教師

「前走の兵庫GTは勝った馬にうまく乗られましたし、大外枠からのスタートだったことも敗因ではないでしょうか。その前のカペラSは1番枠でしたし、この馬の気分を損ねないようにうまく行けたことが良かったのだと思います。（この中間について）カペラSから兵庫GTまで間隔がなく、疲れが溜まっているようだったので、ゆっくりさせました。

（追い切りについて）先週はジョッキーに乗ってもらって、かなりやったので、今週は終い重点での追い切りでした。調教駆けするのでいい時計でしたし、いい感じだったと思います。先週の一週前追い切りに騎乗した柴田大知騎手も『いい時計ですし、走る馬です』との感触だったようです。兵庫から帰ってきて楽をさせたぶん、いい状態になっているので、頑張ってほしいですね。

（今回の条件について）東京のダート1400mはあまり走っていないのですが、この馬の勢いで頑張ってもらいたいところです。レースでどういう作戦になるか、枠順をみてから考えたいと思いますが、できればこの馬らしく先行したいですね。ここで勝って次のフェブラリーSに行けるように頑張りたいです」

（取材：小塚歩）