お知らせ:

競馬実況web

 万馬券を愛する皆さん、2016年が終わりました。最後のGI、中山大障害と有馬記念はともに1番人気、2番人気、3番人気の3頭で決まるとは思いもしませんでした。ショックでした。万馬券愛好家としては寂しいフィナーレでした。

 全てが終わってリーディングアナウンサーも決まりました。その発表の前に今月12月の月間MVPの発表です。12月に出た100万円を超える払い戻しとなったレース、WIN5の結果とそれぞれの実況担当者は以下の通りです。

12月 3日(土)中山・ 3レース 3連単152万7490円(実況担当・小塚)
12月 4日(日)阪神・ 6レース 3連単117万6050円(実況担当・山本直)
12月 4日(日)中山・ 8レース 3連単132万 730円(実況担当・小塚)
12月 4日(日)中京・ 浜松S  3連単108万5620円(実況担当・山本直也)
12月10日(土)中山・ 8レース 3連単113万4790円(実況担当・中野)
12月10日(土)阪神・ 8レース 3連単234万1380円(実況担当・山本直也)
12月11日(日)中京・ 4レース 3連単101万1160円(実況担当・山本直)
12月17日(土)阪神・ 3レース 3連単354万 790円(実況担当・檜川)
12月18日(日)中京・ 8レース 3連単174万3220円(実況担当・佐藤)
12月18日(日)中山・ 南総S  3連単490万6160円(実況担当・山本直)
12月23日(金)阪神・ 4レース 3連単133万9440円(実況担当・佐藤)
12月24日(土)阪神・12レース 3連単103万4440円(実況担当・檜川)

★12月 4日(日) チャンピオンズカップ
中山 11R(2番人気)           ...小塚アナ
阪神 10R(5番人気)・11R(4番人気) ...中野アナ
中京 10R(10番人気)・11R(6番人気)...山本直アナ
<払戻金> 525万4680円

★12月11日(日) カペラS&阪神ジュベナイルF
中山 11R(3番人気)           ...大関アナ
阪神 10R(1番人気)・11R(1番人気) ...檜川アナ
中京 10R(1番人気)・11R(1番人気) ...小林アナ
<払戻金> 1万9560円

★12月18日(日) 朝日杯FS
中山 11R(1番人気)           ...山本直アナ
阪神 10R(1番人気)・11R(6番人気) ...中野アナ
中京 10R(6番人気)・11R(1番人気) ...佐藤アナ
<払戻金> 57万5670円

★12月23日(金) 中山大障害
中山 10R(1番人気)・11R(1番人気)           ...山本直也アナ
阪神  9R(1番人気)・10R(6番人気)・11R(3番人気) ...山本直アナ
<払戻金> 16万8370円

★12月25日(日) 有馬記念
中山  8R(1番人気)・9R(1番人気)・10R(1番人気)  ...佐藤アナ
阪神  9R(5番人気)・10R(9番人気)           ...舩山アナ
<払戻金> 78万3040円

 12月の月間MVPの候補は檜川アナと山本直アナの二人でした。檜川アナは354万馬券のレースが評価されました。それはあのレースの単勝が4万1590円もついたからです。なかなか4万円の単勝は出ません。「ナニワの巨砲」らしさを最後に見せてくれたと言った選考委員もいました。しかし、選考委員会での議論の末、MVPは山本直アナに決まりました。12月の最高配当となった490万馬券のレースがもちろん決め手となったのですが、12月4日、11日、18日と3週連続で違う競馬場で100万オーバーのレースを実況したことが賞賛されました。11月に続く連続のMVPです。選考委員からは「将来楽しみな『穴ウンサー』だ」という声があがっていました。

 それでは、栄えある2016年のリーディングアナウンサーの発表です!今年栄光の座を掴んだのは、中野雷太アナウンサーです!

 中野アナは、12月に実況したレースは少なく24レースでした。その中で21のレースが万馬券レースだったのです。11月終了時点では2位だった中野アナ、打率を7割8分1厘7毛としてサトノダイヤモンドのようにゴール寸前で山本直アナを差し切ったのでした。これで中野アナは昨年に続く2年連続のリーディングです。彼は『落雷』だけではありません。コンスタントに万馬券レースを実況した中野アナ、おみごとでした。

 惜しくも大金星を逃したのが山本直アナと大関アナです。山本直アナの12月の成績は48打数37安打で、最終打率は7割8分8毛でした。あと1つ多く万馬券レースを実況していれば7割8分3厘となってリーディングアナウンサーだったのです!あと1つ、あと1つ足りなかったのです。実に惜しい。悔しいことでしょう。月間MVPを今月も手にした山本直アナですが、まだまだこれからです。この悔しさを忘れずに来年も万馬券レースを実況していくことでしょう。そして、大関アナ。彼は17日、18日の中山で12打数12安打という「打率10割」を達成したのです。なかなか出来ることではありません。それなので何故リーディングアナウンサーになれなかったのか?実は、大関アナは10日の中山の前半(1~6R)を実況したのですが、なんとこの時6打数ノーヒットだったのです!6のゼロ...。1日に6つのレースを実況して、万馬券レースが1つもなかったなんて、初めてかもしれません。「穴ウンサー」としてはイケナイことをしてしまいました。ここで6つのうち4つのレースが万馬券だったなら、大関アナはリーディングアナウンサーになれたのです。大関アナは、「12・10」を呪われた日として生涯忘れることはないでしょう。

 続いて殿アナウンサーとブービーアナウンサーの発表です。殿は、佐藤アナです。佐藤アナは阪神競馬場で18日、23日、25日の3日間とも6打数6安打でした。素晴らしい追い込みを見せてくれました。まるでボーリングの第10フレームでパンチアウトしたようなものです。それで打率を7割4分1厘まで上げましたが、殿の座から脱出することは出来ませんでした。ブービーは私小林です。7割4分7厘という低打率。もう少しで佐藤アナに交わされるところでした。情けない、実にダメな2016年でした。私にとって過去最低の成績です。この屈辱を忘れずに来年のレースに臨みたいと思います。

 例年と比べると2016年はレベルが低かったように思います。昨年はリーディングの中野アナが8割4分1厘、2位の私小林が8割3分5厘で木和田アナが8割3分1厘でした。対して今年は8割打者が一人もいません。今年は接戦ではありましたが、単に「どんぐりの背比べ」だったと言えるでしょう。

 さぁ、2017年はどんな万馬券が誕生するのでしょう。注目の2016年の『年度代表穴ウンサー』は1月下旬に発表する予定です。万馬券を愛する皆さん、来年も素晴らしい万馬券を手にするために頑張りましょう。どうぞ良いお年を。

お知らせ

お知らせ一覧