お知らせ:

競馬実況web

12月11日(日)に香港のシャティン競馬場で行われた香港カップ(G1・芝2000m)はR.ムーア騎手騎乗のモーリスが内から鮮やかに伸びて、最後は2着シークレットウェポンに3馬身の差をつけて完勝。圧倒的人気に応え、ラストランに花を添えた。勝ちタイムは2分00秒95。3着に日本のステファノス、4着にはラブリーデイが続いた。なお、日本馬の関係者のコメントは以下の通り。

〈レース後の関係者のコメント〉
1着モーリス
(堀宣行調教師)
「香港ジョッキークラブのサポートを受けながら良いチームワークでここまで調整することができました。香港ジョッキークラブには感謝しています。香港国際デーに2勝出来たことについては、馬が頑張ってくれて、騎手がうまく騎乗してくれたことがあって達成できたものであり、(私自身の力というよりは)たまたま達成できたものと思っています」

(R.ムーア騎手)
「このレースはモーリスにとって良いペースで、向正面では良いポジションがとれました。直線で前が開いてからはすごく反応が良く、最後は流すことが出来るくらいでした。マイルで素晴らしいうまですが、2000mではもっと素晴らしいです。乗るたびに馬が成長していて、乗っていてすごく楽しいです」

3着ステファノス
(藤原英昭調教師)
「良く走ってくれました。スミヨン騎手も初めて乗って、ゲートもうまく出たし、うまいこと乗ってくれたと思います。しかし、モーリスは凄いですね。さすがモーリス、そんな競馬でした。ステファノスも今までで一番の状態で使えて3着に来てくれました。勝てませんでしたが、100点の競馬でした」

(C.スミヨン騎手)
「モーリスという偉大なチャンピオンには敗れましたが、この馬の特性を考えて先行し、力は出し切れたと思います。3着という結果にも満足しています」

4着ラブリーデイ
(池江泰寿調教師)
「ゲートの出も良く、良いポジションがとれました。自分の競馬は出来たと思います。去年の天皇賞(秋)のような硬い馬場を得意としているので、香港の力のいる馬場を苦にし、最後は伸びあぐねました。騎手は完璧に乗ってくれましたし、状態も良かったです。馬も良く頑張ってくれました。またどこかでGIを勝たせてあげたいです」

(H.ボウマン騎手)
「パーフェクトライド、パーフェクトレース。ただ、モーリスが強かった。馬はすごく頑張った」

9着クイーンズリング
(吉村圭司調教師)
「これだけのメンバーの中、良く頑張ってくれました。調整も順調でしたし、スタッフも良く頑張ってくれました。日本の皆さんにもたくさん応援してもらい、寄せ書きもいただき、とても勇気づけられました。本当に感謝しています。今回の経験を活かし、また挑戦したいです」

(M.デムーロ騎手)
「メンバーが強かったです。外枠も難しかったです。日本の皆さんがたくさん応援にきてくれて、とても嬉しかったです」

10着エイシンヒカリ
(坂口正則調教師)
「見せ場はつくりましたが、最後は止まってしまいました。あのくらい離した方が良い馬だから自分の競馬はできたと思います」

(武豊騎手)
「相変わらず馬は入れ込んでいたけど、馬場入場後の入れ込み具合は日本のレースの時よりはましで、彼なりに我慢できていました。レース中は前に他の馬がいなかったので、彼らしいレースが出来ました。思い切ってペースを上げて勝負に出たのですが、最後は脚が止まってしまいました。惜しかったですが、精一杯やりました」

(JRA発表)

お知らせ

お知らせ一覧